パニックトレイン

俺は男で、今電車に乗っていて、尻を誰かに触られていて。
冷や汗とかも出ちゃってそらパニックなわけで。
状況に全く頭が追い付かない。
俺はどう控え目に見ても女には見えない。
背だってそこそこに高いし、それに学ラン着てるし。
電車は特急電車で、終点まで止まらなくてさらには満員電車。
それに近くにいるのはおっさんばっかで。
なのに、なのに、尻を誰かに揉まれてる。
可愛い痴女ならそら大歓迎だったかもしんないけど、でもこの尻を鷲掴みする手はどう考えてもおっさんだ。
つか鷲掴みだと?!
少しはこう、配慮とかないの?
大きい声を出そうにも男が痴漢ですとか恥ずかしいし、って言うか信じてもらえるかすらわかんないじゃん!

「ひっ!」

そんなことをもやもや考えていたら手がちんこに触れて、こともあろうにファスナーを下げてダイレクトに揉み始めた。
この行為で女と間違えた路線は完全に無くなった。
いや、ズボンなのわかって尻揉んでいた時点でわかっていたけども!
俺のちんこを揉む手を押し退けようとおっさんの手を掴む。
その瞬間にちんこの頭を擦られて思わず身体が引きつる。

「んぁっ!」

はっとして口をガバッと塞ぐ。
どうやら周りには聞こえていないらしくてほっとする。

「感じやすいんだね」
「っ!テメッ」
「おしっこの出る穴弄られるの好きなの?」
「あっんんぅっ!」

グリグリと尿道口を弄りまわされる。
俺、そこ弱いのにっ・・・!

「もうエッチなお汁が出てきたよ?」
「ふ、うっんん・・・」

それは最近マス掻いてなかったからだっ・・・!
畜生っ昨日ヌいておけばよかった!
痴漢対策になるのかしらないけど、でもこんなにマス掻いてないことを後悔した日はない。
明日から毎日ヌいて精液枯らしてやる!
おっさんはカチャカチャと俺のベルトを弛め始めた。
何されんのか不安で仕方ない。

「マジでやめっ、ひぃっ」

ズボッとズボンの中に手が押し込まれてきて、尻までダイレクトに揉み始める。
痛いほど掴まれて、気持ち悪いほど撫でられる。

「あぁ・・・やっぱりいいお尻だ」
「うぐっうっうぅ・・・!」
「ココはどうだろう」
「ひ、ちょっどこ触って」

スリスリとおっさんの指が肛門を撫でる。
たまにグニグニと押して、中に入ろうとする指が気持ち悪くてキュッと尻を締めた。

「君のお尻におじさんの指挟まれちゃった」
「ひっ・・・いや、もっやめてっ」
「中はどうだろうね?」
「うぎぃっ!」

無理矢理中に押し込まれてくる指が気持ち悪い。
上手く入らないのなんか当たり前で、しばらくしたらおっさんの指は肛門から出て行った。
ほっとしたのもつかの間、今度はぬるりとした感触と共におっさんの指が俺の肛門にずぶずぶ入ってきた。

「君のエッチなお汁のおかげですんなり入ったよ?ほら、わかる?」
「んっああっんぅぅ!」

くるくると俺の肛門の中で回される指。
普段絶対触れないからなのかなんだか変な感じがして、腰を振って逃げようとする。

「腰揺れてるよ?気持ちいいの?」

ちがあああう!!!
このっこの腐れ野郎!
くるくると回すだけだった指が出し入れまで始めて、本当に変な気分になってきた。
ちんこも肛門なんて弄られてるのに勃起したままでむしろそろそろ限界が近い。
ソレはさすがにヤバいと歯を食いしばりこの行為に耐える。
しばらくして満足したのか指が肛門からずるりと抜けた。
よかったとほっとしていたら肛門に堅いものが触れて、ゆっくりと奥に押し込まれていく。

「やっあ、なっなに・・・」
「おじさんから君にプレゼントだよ」
「ンヒィっ!んぐぐううっうぁっ」
「ローター、少し小さいけど気持ちいいだろ?」
「んっんっはあんっや、とってぇ」

そう言ってもやっぱりとってはくれない。
中にぶるぶる震えるローターを残しておっさんの指は抜けていく。
そして堅いものが尻の割れ目に当たった。
ぬるりとした感触、ソレが尻の割れ目に挟み込まれるようにずるずると押し込まれる。

「おじさんのちんぽはおっきいから、君の狭いまんこには入らないんだ」
「や、嘘っうそぉっやだあっ」

どうやら堅いのはおっさんのちんこらしい。

「手で君のタマタマ押さえてて?こうするの」
「んっやだやだっ」
「無理矢理挿れてもいいんだよ?」
「あぅっあっする、タマタマ押さえてるからっ」

肛門に入れられた指に焦って急いで言われた通りにタマを太股に押さえつける。
するとおっさんはズコバコ腰を振り始めた。

「んっんぅぅっ」
「はあっ君のエッチなお汁でぬるぬるして気持ちいいよ」
「あっやあん・・・ん、あぅっ」
「ローターの振動をもう少し強くしてあげるね」
「はうぅっだめ、だめぇ」

ローターの振動が強まり、心なしか気持ちいいところをさっきからおしい感じで責められる。
後少しでもローターが下に来たら間違いなくイってしまう。
すでにおっさんのちんこがソフトにタマに当たって、かなりヤバい感じなのだ。
ちんこなんてびちゃびちゃで、ちんこ自体はシャツで隠れてるが先走りは俺の太股まで濡らしている。

「あっあっおじさん、イきそう」
「んぐっや、まっ」
「んっ!」
「ふあっやああっ・・・」

熱いものがタマに掛かり、どろどろと太股を汚す。
射精しておっさんは満足したのか何事も無かったかのように俺の服を元に戻していく。
勃起したちんこもちゃんとしまわれて前が苦しい。
ローターは抜くつもりが無いらしく、スイッチは俺の尻ポケットにしまわれた。
くそっパンツの中つか下半身がどろどろして気持ち悪いし、こっ肛門の中がむずむずするっ。
って言うかイキたいっ。
終点まで後わずか、早くトイレに行きたいっ。
後少しの我慢だ。
そしたら思いっきりちんこを扱くなり肛門弄るなりなんなりできるんだっ。
だから、だから後少し我慢するんだっ俺!

「イキたいんでしょ?」
「っ!」
「大丈夫、ちゃんとイかせてあげるから」

おっさんはそう言うとローターのコードをピンと引っ張った。
ずるりとゆっくり下がってくるローター。
ヤバい、ヤバい!
それ以上下がったらっ、あっだめ、駄目っ!

「ふぅぅぅっんぐっうっうっ」
「ふふ。君のちんぽ、ズボンの中で暴れてるよ」
「は、うっうぅぅさわっさわんなぁっ」

ズボンの上からちんこを揉まれて、俺のちんこはどんだけ精液溜めてんだってぐらい射精してる。
身体が引きつってきゅうっと肛門を締めてしまい、また気持ちいいとこを刺激されて。
満員電車じゃなければ座り込んでしまったに違いない。
スッとおっさんの手が離れる頃には漏らしたような染みがズボンにできていた。

「じゃあね」

どうやら終点についたらしく、人の流れに添って俺も電車から流れ出る。
俺は人の流れから外れるとちんこをギュッと握り、鞄で前を隠しながらトイレに向かった。
うぅ・・・最悪だ・・・。
もうちんこ弄るだけじゃイけないかもしんない・・・。




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