ミニスカポリス

昨晩は久々にバイト先の人達と呑んだ。
お酒はハタチになってからと言うものの呑んでしまうのだ。
いくら真面目が取り柄の俺でもみんな集まれば呑んでしまう。
意識が定かでなくなりながら帰宅すると大地がいて、大地に甘えその後のことを任せて・・・そこから記憶がない。
おそらく玄関で寝たに違いなかった。



そして今の状況を整理する。
トイレに行きたくなって目が覚めた。
眼鏡を探そうと右手をのばしたら左手がついてきた。
アレ?
とりあえず眼鏡をかけたら股の間に大地がいた。
アレ?
よくよく自分を確認すると手には手錠、身体にピッタリはりつくブルーのエナメル、足元は網タイツ。
ミニスカポリス。
全てを悟った俺は股の間でカメラを構える元凶の首を足で締め上げた。

「何してくれてんだボケエエエ!!!」
「ギブギブキブ!!!」

そしてここで違和感。
ミニスカから覗く俺の息子。
下着はいてないっ・・・!

「ぎゃー!!!!!」
「ぐえっ!」

とりあえず大地を解放して訳を聞こう。
寝ている相手にこんな事をする奴ではないのだ。

「テメェ何さらしてくれてんだ?」
「みきちゃん!上に書いてあることと言動が一致しない!首苦しい!」

俺は思いの外パニックらしい。
大地の首から足をどけて向き合う。
よし、落ち着け俺。

「で?どういう経緯でこうなったんだ?」
「みきちゃんが可愛いかったからミニスカポリスしてって言ったら着てくれました」

そんな馬鹿な・・・!
自分で着ただと?!

「マ、マジか?」
「うん」
「本当なのか?」
「うん」
「真実なのか?」
「う、うん」
「まさか・・・コレ俺が自分で・・・」
「ごめんなさい。意識が朦朧としてるみきちゃんにミニスカポリスやってくださいと言ってうんと言わせました」
「この変態野郎!」
「ぎゃー!!!!!」

俺の蹴りが炸裂した。

「あのな、こういうことは意識がちゃんとしてる時にだな」
「ごめんなさい」
「しかも何だこの手錠」
「みきちゃんに服着せた後『警察なのに未成年飲酒なんて駄目な子だね』って言ったら『大地逮捕してっ』てみきちゃんが」
「すみませんでした。そこから先は心にとどめてください」

思わず土下座した。聞くんじゃなかった・・・!
アレ、なんかケツに違和感?
今までソレどころじゃなかったから気付かなかったけど。

「あっあとねっみきちゃんが『みきは悪い子だからお仕置き」
「言わないで!俺の尊厳がっ!」
「で、でもアナルにっ」
「ひいいい!あああああっ」
「みきちゃあああん!うわっあっスイッチいれちゃった!」
「ばかばかあ!んああ!とめ、とめてえ!」

前立腺を直に刺激するローターに思わず声を上げる。
元々少し勃っていた(なぜかは知りたくない)俺のちんこは完全に上を向いた。
ようやくローターが止まり息をつく。

「はあっはあっ・・・」
「ご、ごめん・・・みきちゃん」
「も、いいよ。酔った勢いで俺もやらかしてたわけだし・・・」

今回は仕方ない。俺にも原因はある。
そして何より中途半端な刺激で勃ってしまったのでこれを処理しなきゃ寝れそうにもなかった。
俺は大地に跨って未だに繋がれたままの手を大地の首に回す。

「なあ、大地」
「何?」
「責任、とってくれる?」

ミニスカート越しに存在を示している息子を大地にグリッと押しつける。

「喜んで!」
「うああああっ!アアっン!」

いきなりローターにスイッチが入り前立腺を刺激する。
乳首はシャツ越しに吸われてたり抓られたりしてピンと存在を強調する。
それだけでまだ触れられてもいない俺のちんこは先走りを零した。

「みきちゃんシャツ透けてる。乳首たってるよ」
「はあん!ダメっ、乳首うああっシャツ擦れてきもちいいっ」
「今日のみきちゃん積極的!」
「あああっ!アナルもいいよおっ」

いつもより感じやすいのは酒のせいで未だに身体が火照るからだ。
そう思うと少し行動が大胆になる。
大地にも火がついたらしく、ベッドに押し倒された。
するりと俺の手から抜けていく。
大地は俺の膝裏をつかむとぐいっと俺の顔付近まで足をもってきた。
所謂まんぐりがえし。

「見えるかなあ?みきちゃんのアナルぱくぱくしてるよ」
「うあっやっやだやだ!」
「ほら、ちゃんと見てて」
「ひうっ!や、あっきたな、汚いよっ!」

大地は舌を尖らせて俺のアナルをつつく。
終いにはアナルに舌が入ってうねうね動いている。

「ふああっ!!!だい、ちっだいちい!もお舌、いいからあ!いれてっ、だいちのいれて!」
「ダーメ。慣らさなきゃ辛いのみきちゃんでしょ」
「ああん!早く、はやくう!」

腰をくねらせて強請る。
大地の指が俺の中に入るとこが見えて、ちんこからどろっと先走りが溢れた。

「みきちゃんの中ぐじゅぐじゅだよ?音聞こえる?」

じゅぷっじゅぽじゅぽじゅっじゅぽっ

「んやああん!音たてないでえ!」
「ふふっちんこも触ってないのにぐちゃぐちゃだし、そんなに気持ちいいんだ?」
「ああっ!きもちいいのお!」

指が三本に増えてバラバラに動いてる。
いつの間にか奥にいったローターを大地の指が追いかけて前立腺に押し当てた。

「ひいいいいィィィ!だめええ!!」
「一回イッたら?腰、動いてるよ」
「やらやらあっ!だいち、だいちと一緒がいいっん!」
「可愛いこと言うじゃない!録音しときたかった・・・!」

後半の呟きは聞かなかったことにする。
大地は乱暴にローターを取り出すと自身のモノをあてがった。
なんだかいつもより大きい気がする。

「挿れるよ」
「うんっ大地のちょうだい」
「みきちゃん可愛いすぎるっ!後でまた言って!」
「んあああああ!!!」

大地のが深々と俺のアナルに刺さった。
体勢が体勢、挿ってるとこが丸見えだ。
大地がピストンする度に周りが泡立ち、じゅぷじゅぷと音を立てる。

「ひあっああんっあっ!深いいいっっ!!!」
「幹也っ!幹也の中ヤバいっ」

ヤバい、もうイキそうって思ってふと気付いた。

俺・・・トイレ行きたくて目が覚めたんじゃ・・・。

ヤバいヤバいヤバい!
このままだとこの歳になってセックスでお漏らしとかとんでもないことになるっ!
そんなの19歳にもなって恥ずかしすぎるっ!

「だ、だいちっだいちいい!あっあっとま、とまって!」
「え?そんなに気持ちよさそうなのに?」
「ああんっ!違う違う!ほんとっ、ほんとに!」
「幹也のちんこぷるぷるしてイキたそうだよ?」
「ああっでもっでもっだめなのお!」
「何がだめなの?」
「ううっ・・・もっ漏れちゃうの!おしっこ漏れる!」
「え」

さすがに衝撃的だったのだろう。
動きがぴたりとやんだ。
俺は恥ずかしくて顔が真っ赤だ。
この歳でおしっこ漏れちゃうはない。

「幹也、マジで言ってんの?」
「う・・・うん」

すると何を考えたか大地は抜かずに俺を抱えて立った。

「うあっ・・・大地何して・・・」

大地は何も答えずにそのまま歩き出した。
尿意を感じ始めると少しの振動でも大きく感じる。
そして向かった先はバスルーム。

「んんっ・・・ちょ、大地、何考えて」
「おしっこ漏れそうなんでしょ?」
「う、うん・・・」

改めて言われると恥ずかしい。
俺の答えを聞くと大地は俺を反転させて壁に手錠をつけたままの手をつかせる。
そしてピストンを再開した。

「は?!やあっばかあ!何っなに考えてっ!んああ!!!」
「おしっこ漏らしちゃう幹也見たいなあって。スカトロなんてさせてくれないでしょ?」
「ふあっあっ当たりっ前だっ!」
「でも今回は幹也が我慢して漏れそうなんだし仕方ないよねっ!」
「ひああああ!そっそんなっあっあっああ!」

グリグリと前立腺ばかり攻められもう立つこともままならない。
なのにイッたら漏らすと思うと我慢するしかない。

「我慢はよくないよ?さっさと漏らしちゃいなって」
「ひいいいいいあああ!!!ち、ちんこさわんなっいでええ!!!」
「気持ちいいでしょ?」

後ろは前立腺、前は尿道を弄られてもう限界だった。

「ふあっああっも、むりいいい!イクッイクッイク!!!」
「いいよ、全部見ててあげるね」
「やああっ!あっあっひああああ!!!」

ビュクッビュクッ・・・ピュッピュッ
・・・チョロ・・・ジョロジョロジョロジョロ・・・

「うわあ!幹也のお漏らし!マジ貴重!」
「やらあっ!み、みないでえ!!!みるなああっ!」
「マジ興奮するっ」
「ひゃっああ!!だめっまってえ動かないでえ!あっあっ」
「おしっこ長いね、気持ちいいの?」
「あっやっだめっだめっ!おしっこまだっでてるからあ!!!」
「おしっこしながらまたイキなよ」
「ひあああん!あっあっ!」

ピストンがまた早くなって奥を抉る。
尿はなかなかとまらなくて長い長いお漏らしが終わる頃に大地が俺の中に精液をぶちまけた。

「っ!・・・はあっほら、幹也もまたイキなよ」
「はあん!まだだめっだめ!おしっこまだでてるのにいいい!イッイクっ、でちゃううう!!!」

そして俺は漏らしながらイクと言う非常に恥ずかしい経験をした。



「そんな落ち込まないで」
「うるさい黙れ」
「ほら、俺がスカトロプレイを強要したと思えばさ・・・」
「・・・立ち直れないからもうセックスしない」
「それだけは勘弁してっ・・・!」



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