ComingOut:05

「嫌だ嫌だ嫌だ!」
「仕方ないじゃない。ホテル空いてなかったもん」
「お前ン家でいいじゃん!」
「妹達いるからダメー」
「じゃあ俺ン家でいい!」
「親も弟いるだろ?静かにヤれんの?」
「口塞ぐ!」
「えー・・・鈴木が喘がないなんてつまんないから却下」

現在公衆トイレ。
バリアフリーになってるあの広いトイレで、俺は佐藤に壁に押し付けられている。
体格差はほとんどないのにどうやっても佐藤は引かないしびくともしない。
マジでココで痴漢プレイつか俺を犯すつもりらしい。
鞄は床に捨てるように放られて、引っ張られたせいで制服のボタンがいくつか飛んだ。

「いい加減諦めて」
「ひっ」

制服の中に入ってきた手に乳首を抓られて声が引きつる。
痛いほど引っ張られて目には涙が溜まる。

「痛いっ痛い佐藤っ!」
「痛いの好きだよな。ちんこ勃っちゃった」
「痛いぃっ!うあっうぅぅ」

下半身と決別したい・・・!
痛くてたまらないのに確かに下半身に熱が集まるのは確かで、この行為に慣れた自分が嫌になる。

「触ってほしい?」

ニヤッと不敵な笑みを浮かべる佐藤。
その顔は嫌いじゃない。
背中がゾクゾクする。
でも触ってほしいなんて言えない。
なんか負けた気がするから。

「ンなことない!」
「強情」
「っあ!や、んんっ!」

ギュッと摘まれた乳首をさらに引っ張られて俺の抵抗は一層弱まる。
佐藤を突き放すために伸ばした手はだだしがみつくだけになっていた。

「んっ・・・はあ、あっああっ」
「気持ちいいんでしょ?」
「ちがっそんなことない!」
「ふーん?強情な鈴木も嫌いじゃないけどね」
「い゛ぎっ」

がっちりとタマを握りこまれる。
ま、まさか・・・まさかまさかまさか!

「いい加減素直にならないと怒るよ?」
「い゛い゛いぃぃぃ!!あ゛っあ゛あ゛!!!」

グリグリと乱暴にタマを転がされる。
痛いどころの騒ぎじゃない。
握り潰れるんじゃないかと思う程の痛みに足がガクガク震える。

「あ゛っあ゛ぁぁ・・・ごめんなさ、ごめんなさいい゛っ」
「あは、泣いちゃった」
「い゛だい゛っうぅっ・・・!ごめんなさいっ許して、離して」

意味も分からずにただひたすら謝って、佐藤にしがみつきながら立つのがやっと。
このドS野郎はいつだって気分次第だ。
優しくしてみたり今みたいに暴力めいたことをしてみたり。
ホント嫌な奴。
ようやくタマから手が離れて、俺はずるずる床に沈んだ。
額には脂汗、痴漢プレイじゃなくてコレ強姦じゃん。
同意の上での強姦じゃん。
いや、強姦されることに同意した覚えはないけども。

「ほら、立て」
「・・・ちょっと待って」
「早く」
「あ゛あ゛!ひっあっああ踏まな、でぇ」
「勃ってんだもん」
「んっあ゛あっやああ!」

ガタガタ足を揺すられて俺のちんこは堅くなる。
佐藤の足を退けようと腕で足を押して見るが余計に力が込められる。

「ひぃぃっやめ、さとっさとお・・・!」
「踏まれんの、気持ちいいの?」

痛いだけじゃない、気持ちいい。
佐藤の顔を見上げれば酷く歪んでいて、その顔に酷く欲情した。

「あ゛ぁ・・・気持ちいい、イイよぉ・・・」
「あはは!へんたーい」
「あ゛っああんっひぎっ!さとお・・・!」
「踏まれんの好き?」
「すきぃ!」

ギリギリと踏みつぶされるちんこは痛くてたまらないのに、ジクジクした感覚が止まんない。

「だめ、佐藤っイっちゃう!ん゛ああっ足離してぇ」
「は、イけば?」
「うあ゛あ゛あ゛っ・・・!」

ギリッといっそう強く踏まれてあっけなく俺は射精した。
ズボンの中も下着もぐちゃぐちゃで気持ち悪い。
佐藤の足にもたれかかってぐったりしていたら佐藤がしゃがみ込んできた。
髪を引っ張られて正面を向かされる。

「いた・・い・・・」
「他は?」
「きもぢ、よかった・・・」
「可愛い。舌噛んであげようか?」
「は、ああぁ・・・噛んで、舌噛んで」

佐藤に縋って舌を出せばずるずる舌を吸われて、がじがじと舌を噛まれる。
開きっぱなしの口からは唾液が零れる。
ギラギラしてる佐藤の目が俺を見てるって思ったらたまんなくて、首に腕を回した。

「調子にのんな」
「うぐっ」

腕を回したのが気に入らなかったらしく、壁に頭ぶつけられた。
頭がぐらぐらする。

「ごめ・・・」
「立って」
「う゛ん」

壁に手をついて、重い腰をゆっくり上げれば襟首を掴まれて便器の上に乗せられる。
蓋、閉まっててよかった・・・。

「あっま、待って!後ろは嫌だ!アナルは嫌だ!」
「いやー随分慣れたな」
「うぎっ!」

無遠慮に突っ込まれた指に背が引きつる。
乱暴に中をかき混ぜる指に歯がガチガチ鳴る。
手を口に突っ込んで耐えるけどこの行為だけは未だに慣れない。
目からは涙が溢れて止まらない。

「んっんぐ、あああっ」
「こんなになっちゃって。もうタチやれねーな」
「ひぎぃぃっ!あ゛っあっああ・・!そこやだあっやだあ!」

アナルなんか弄られたことなかったのに佐藤のせいで随分緩くなった。
初めてシた時にネコの振りして誘ってきたこの猫被り、バリタチだった。
そらがっつり掘られて、掘られまくって次の日学校休むぐらいがっつり掘られたわ!

「考え事?よゆーじゃんよ」
「んぁぁぁっ!」

バチンと尻を叩かれて身体が跳ねる。
アナルを掻き回す指はさらに乱暴になって、腸が外に引きずり出されてしまいそう。

「あ゛っああぁ!やだあっひあっあん!やだやだあっ」
「ホント何度も言わせんなよ」
「ひいぃぃぃ!あっあああ!そこっあっあっそこだめえぇぇ!うあんっ!」
「素直になれっての」
「ふあああっ!あっ・・ひいん!」

2度目の射精は床に。
震えるちんこは精液を零している。
ぐったりと便器に身を預けて、倦怠感に身を任せる。

「後ろだけでイっちゃった」
「ひん!」

急に指を抜かれて足が痙攣する。
熱をもったアナルが外気に触れて、身震いした。

「どろどろだな、お前」
「そう思うなら少しは手加減を・・・」
「すると思う?」
「んひい!」

俺の言葉を待たずにいきなりちんこを突っ込まれた。

「は、あ・・あぁ・・・!」
「あはー、超締まる」
「あっああん!まっあ、あああ!」
「ははっアンアン鳴く鈴木は好きだよ」
「んっんうぅ!あんっひああっさとお!はひっあっあん!」

肌と肌がぶつかると言うよりは骨と骨がぶつかるような感覚。
手加減なしに揺さぶられて口からは開きっぱなしだ。
目の焦点は合わないし手足に力は入らない。
もう佐藤にされるがままだ。

「あっああ・・壊れるぅアナ、アナル壊れっはあん!」
「勝手に壊れてろ」
「そ、そんなぁぁ!ああっ」
「だってケツ穴めくれるまで犯してほしいんでしょ?」
「ちがっそれ、ああん!中村が勝手にぃ!」
「説得力ゼロだぜ、鈴木くん」
「ああっ・・・!深いぃぃぃ!」

奥にちんこを叩きつけられて中を抉られる。
目の前が白くなって意識飛ぶと思ったらカリでイイトコ引っかかれて意識が戻ってくる。
ちんこはまた痛いほど勃起していて、下半身がひどく熱い。
物足りなくてちんこに手を伸ばす。
ぐちゃぐちゃ音を立てて扱いてみるけど力が入らない。
余計に物足りなくなってしまった。

「あっあ・・・さとぉ、ちんこっちんこもぐちゅぐちゅしてぇ・・ちんこ足りないよぉ・・・」
「素直な鈴木のが可愛い」
「あっああ!イイっ気持ちいいよぉ!あっああん!」

めちゃくちゃにちんこを扱かれて、限界なんかすぐに来た。

「もぅらめ・・また出ちゃうぅ」
「俺も、そろそろっ」
「あっひああん!れる、れるぅ!あっさとぉ・・ふあああぁぁ!」
「うっ・・!」

俺は勢いなく薄くなった精液をまき散らす。
体内には熱いものが吐き出されていて、佐藤が射精したのがわかる。
あぁ・・・早く掻き出さなきゃ腹痛くなる。

「さと・・早く抜いて。お前の出さなきゃ、腹痛くなる・・・」
「そうねー」
「んぅっ・・・」

佐藤のちんこがずるりと抜けていく。
ダルい身体を起こそうとしたら佐藤に抱えられるようにして身体が浮いた。

「うおおっちょ、な、何なにっ佐藤くん!」
「いやね、掻き出すの見たいなあって」
「オイオイオイ!ふざけろっマジもうホント無理!限界!また学校行けない!うぐっ」

便器に無理矢理座らされて足をM字に広げられる。
拡ろがって真っ赤になったアナルが佐藤の前にさらけ出される。
ニヤニヤしてこちらを見る佐藤。

「早くしてみせろって」

ゆっくりアナルに手を伸ばす俺のアタマは沸いてるに違いない。

「ちゃんと、見ててよ」

ほらね。




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