体操服

世の中には理解しがたい趣味をお持ちの方がいらっしゃる。
例えばだ。
もし目の前に少し小さめの体操服、しかもブルマでご丁寧に女性用の下着(ブラジャーとパンツのセットだ)を並べて土下座をしてる奴がいるとする。
貴方はどうするか。
俺なら問答無用で殴る。
そして俺は宣言通り殴るとしよう。
目の前でこの品々を並べ土下座をする馬鹿をだ。

「アホ抜かせえええぇぇぇ!!!」
「ぎゃあああ!!」

自分よりいくらかでかい男、コレが恥ずかしながら俺の彼氏だ。
この変質者まがいの認めたくはないが俺の彼氏、芹沢大地とはまあ腐れ縁でいつのまにかこうなったわけだ。
腐れ縁恐ろしい。

「オイ、アブノーマル野郎。何度もいうが俺の性癖はいたって王道なニュートラルであってそんな趣味はない!」
「みきちゃん痛いよ!て言うかゲイなあたりがもうアブノーマ」
「黙れ!そしてみきちゃん言うな!幹也と呼べ!」

今まで散々変な話をしていたが(興味がないので覚えてない)まさか実行するとは・・・。
よりによってコスプレだと?!

「お願いだからっ!一回でいいからっ着て!」
「その一回が俺の人生に関わるんだ!」
「じゃ、じゃあじゃんけん!」

じゃんけんはお互いに何か譲れないときに勝った方を優先させるという俺たちの中での解決策だ。
例えば夕飯とかゲームとかそんなんで使う。
ルールは別に変わらないし手っ取り早いのだ。
しかし・・・そんなに譲れないものだろうか・・・。

「よし、俺が勝ったらソレ燃やすからな」
「え?!せ、せめて二度と幹也の前に出さないぐらいに・・・」
「燃やすからな」
「はい」

そしてあっさりじゃんけんで負けた俺は神様に見放されているんだ・・・!

「ちくしょう!なんで負けたんだっ・・・!」

屈辱だ、立ち直れない。
俺はトイレにこもり目の前の服を睨みつける。
着替えがみたいとほざく馬鹿を部屋に放置してトイレにこもったものの・・・勇気がでない。
ブルマ難易度高くね?

「幹也ーまだあ?」
「だああ!!黙れ!死ね!」

死ねはひどい!と叫ぶゴミは無視だ。
俺は意を決して上半身だけ裸になりブラジャーに手を伸ばす。
初心者には優しいフロントホック(こんな気遣いいらない)、難なくいけた。
羞恥心で天に昇る気持ちだがいけた。
体操服は小さくて少し体にぴったりしすぎだが俺男、仕方ない。
大地の趣味かもとか考えない。
体操服にはご丁寧に腹に白いゼッケンがついてた。
『安倍幹也』
殺意がわいた。
しかし難関は下だ。
とりあえず下半身裸と言う間抜けさはおいとき、下着が・・・小さくないか?
サイズはMなんだが隠す面積が小さすぎる。
恐る恐るはいてみたがケツは半分でてるしちんこなんかいつこぼれてもおかしくない。
なんとも間抜けだ。
ブルマに足を通してはいてみるがやはり前の膨らみが不自然な上にブルマもピチピチしてる。
く、屈辱だっ・・・!
俺は自分が着ていた服を持ち、体操服を引っ張りながら前屈みでトイレを出た。
ドアの向こうに目を輝かせた大地がいた。

「み、みみみみみきちゃあああん!」
「うわああああ!!」

し、静かだと思ったらこんなとこでスタンバイなんて!
着ていた服を取り上げられ適当にその辺に投げ捨てる大地。
そして俺に抱きつくと隅々まで触りまくる。

「ヒイイィィィ!」
「ちゃんとブラジャーつけてパンツもはいてくれたんだねっ!」
「っ・・・!確認するな!」

大地は俺の首にホイッスルをかけた。
手には白のハイソックス。

「マネージャーっぽい!眼鏡なあたりがヤバい!後は白のハイソックスだよね!」

コンタクトにしようかな、俺。



そしてきちんと白ハイソックスまで履いた俺はソファーに座っている。
あの後更にじゃんけんに負け撮影権まで得た大地はデジカメで俺を撮影しまくっていた。

「もういいだろ!着替えるっ!」
「駄目だよ、みきちゃん!」
「なっなんでだよ!楽しんだだろ!」
「このままヤろうよ!」

びっくりしすぎて時間が止まった。

「ね?いいでしょ?」
「っ!さ、さわんな!」

いいでしょとかいいながら俺のちんこを揉んでくる。
大地に何度も抱かれているので正直な反応をしてる俺の身体が恨めしい。
足を閉じようとすると片足を肩に乗せられ、大地の身体が割り込んできた。

「いやだいやだいやだ!どうせ脱ぐんだから、脱がせろよ!」
「大丈夫、脱がないでヤろ」
「何も大丈夫じゃっんーっ!ふぅっんんっ」

いつもより性急なキス。
認めたくはないがこの格好の俺に大地もいくらか興奮しているようで。
服の上から刺激する手も少し乱暴だ。
そして俺のちんこもブルマの中で窮屈にしている。

「んはあっ、ああっだ、だいちっ!」
「みきちゃんも興奮してるんじゃん。ちんこ苦しそう」
「っ・・・!そう思うなら脱がせろっ」
「ダーメ」
「っんああ!先っぽいやだあ!」
「みきちゃん先っぽグリグリされんの好きだよねえ」

ブルマ越しにちんこを掴まれて先っぽをグリグリされる。
そのたびに俺は身体を跳ねさせて声を上げる。

「あ、みきちゃんの蜜が染みてきた」
「あっやっ言わな、言わないでえ!ああっ先っ、さ、先っぽグリグリ、しちゃだめえっ!」
「みきちゃんやらしー」
「ふあああっ!」

いつのまにか体操服はめくられていた。
ずらしただけのブラジャーの隙間から覗く乳首を抓られて背をそらす。
片方の乳首は強く吸われてブルマの染みを大きくした。

「ひくび、きもひいいの?」
「ひああっしゃべんなああ!」
「ふふ、きもひいいんら」
「ああっ!はあん!」

ちゅ、じゅるっじゅるるっ、ちゅぱっ

「あん!はあ、はあっ」
「みきちゃん感じすぎだよ」
「やあっあっうっさい!」
「そんな口の聞き方したらダメでしょ」

お仕置きと呟いて大地はブルマに手を入れて下着を引っ張り上げた。

「ひいいい!痛いっいたいい!」

ケツとタマに下着が食い込む。
大地は容赦なく下着を引っ張り上げて、ただでさえキツくて食い込んでた下着が余計に食い込んだ。

「ごめんなさいは?」
「ひぅっ!ご、ごめんなっさい」

大地が冷たい目をしていて思わず涙目で謝る。
俺悪くないのに。

「じゃあ俺のこと大地じゃなくて先輩って呼ぶんなら許してあげる」
「え、やっなんで」
「呼ばないの?」
「ひいいっ!いたいいたい!よぶ、からっ離してっ」

ようやく痛みから解放された。
未だにズキズキと痛む下半身を押さえてうずくまる。
いきなり腰を掴まれてずるりとソファーから下ろされた。

「みきちゃん腰上げて」
「や、そしたら」
「早くしないとまた引っ張るよ?」

しぶしぶ腰を上げる。
この体勢だと自分から大地にケツ突き出してるみたいで恥ずかしい。
ブルマをぐいっと横にずらされアナルが丸見えになる。

「みきちゃんのアナルキュッてなった」
「言わないでいっああん!」
「中温かいよ。俺の指美味しそうに食べてる」
「はっああっやだあっひっああああ!」
「みきちゃんの弱いとこみっけ」
「ふああっそこっそこだめ、らめなのお・・・!」

前立腺をグリグリと弄られ無意識に腰が揺れる。
慣らされたアナルはすぐに他の指も飲み込んで、今度は指で挟まれて押しつぶされた。

「ひいいい!うあっああっへんっ、へんになるぅぅ!ああっ」

イキそうになると手を止められて、後ろには指だけで大地のは入れてくれそうにもない。
イキたくて仕方がなくてちんこに手を伸ばせばその手を取られてしまった。

「なんでえ?」
「そんなにイキたいの?」

そう言いながら大地はまた前立腺を挟んで押しつぶす。

「はああん!もお無理ぃ!イキたいのお!お尻っ足りないいっ」
「指三本も食べてるのに欲張りだなあ」
「んああっだ、だって・・・だってえっだい・・・先輩のが・・ぃぃ」
「みきちゃん可愛い!じゃあさ、おねだりしたらいれたげる」
「え・・・」
「アナルひろげて『みきのケツマンコに先輩のおちんちん挿れて下さい』って言えたらいいよ」

そう言うと大地はアナルから指を抜いた。大地の目が本気だった。
俺は恐る恐るてを後ろにまわしてアナルをひろげる。

「ううっ・・・み、みきのっ・・・っ無理いい」
「言わなきゃダメー。やり直し」
「ふあああっ!言うっ言うからあっタマ揉まないでええ!」
「ほら早く。言わなきゃイカせないよ?」
「ふあっああん!み、みきのおっあんっケツマっマンコにいっせんぱっひアアっんっおちっ、おちんちんいれてぐちゃぐちゃにしてえええ!!!」
「ぐちゃぐちゃまでは言ってないっ!」
「ひいあああっ!!!」

太くて熱いのが一気に入ってきた。
俺はその瞬間にたまらずイッてしまった。

「っ・・・うっそ、みきちゃんトコロテンしたの?」
「はあっはあっ」

足はまだガクガクしてて長い射精はまだ終わらない。
下着からはみ出てしまったちんこはブルマの下で精液をまき散らしながら未だにビクビクしてる。

「うわあ、ブルマぐちゃぐちゃじゃん」
「ひいい!やらあっさわっちゃだめえ!」
「もしかしてまだ射精してんの?・・・でも俺も余裕ないし動くからね」
「ひああああっあっアアアアア!まだっふあっあん!そこっあひいいっ!!!」
「みきちゃんエロっ」
「うあっアアア!!!またあっでるうっでちゃうっ」
「いっぱいっ・・・イッていいよっ」
「も、イクっイクううううう!」
「っ!」

俺がイった時の締め付けで大地も俺の中に出した。そして意識を手放した。



目が覚めたら俺は裸で寝てた。
死にたくなるような経験をした。
きちんと体は拭かれていて、服を着てから大地を探した。

「大地ー?」
「わわわっ!」

リビングから声がした。
とりあえず最悪な経験をしたが片付けをした大地に礼をと思いリビングへ向かう。
リビングは体操服を着た俺で溢れていた。
しかもいつ撮ったのか俺がアナルひろげてるとことかトコロテンしたとこまで。
さらには気を失った後のもある。
ブルマから零れ落ちる精液がなんともエロい。

「よし、お前との今後について話がある」



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