黒色の主人と金色の奴隷
続
人間の尊厳
続
3日目の深夜
*10万hit企画アンケート2位作品
Thanks 100000hit!
そしてまた長い!
無理矢理/食物/大小スカを含みます。
「僕までお邪魔してごめんね」
「いいさ。商談は父達に任せて部屋に来いよ」
「悪いね。そういや奴隷買ったんだって?」
「ああ、噂になってんの?」
「そらねー。君奴隷嫌いじゃないの」
「まあな。可愛い奴隷なんだぜ」
新しい商談の為に来た坊ちゃんとその親父。
共同出資で新しい事業をするらしく、その計画を詰める為に来たらしい。
社会見学みたいな感じでこの坊ちゃんも来たらしいのだが・・・大して役に立たなそうと見るや親父からの目配せ。
どっかつれてけってねー・・・全く利益産まないもんが嫌いな人だ。
とりあえず部屋に連れて行くことにして案内をしているのだ。
本当なら挨拶で終わるつもりだったんだがな。
「どうぞ。何もないけど」
「お邪魔しまーす」
陽気に入ってきた茶髪の阿呆面をソファに案内する。
金髪の姿が見当たらない。
アイツ普段は俺の部屋が行動範囲の全てのはずなんだが。
親父が怖いらしいからな。
「金髪ー?」
名前?を呼べばバスルームあたりからバタバタ音がする。
シャワー浴びてたのか?
まぁ朝っぱらから俺が盛ったんだけど。
つか起きるの遅いだろ。
「おかえりなさいっ!」
「・・・ただいま」
裸にバスローブを引っ掛けただけで走ってきた金髪。
ペニスが揺れてんの丸見えだあの阿呆。
「・・・あ」
「身体ぐらいちゃんと拭いてから出てこい」
そう言うとそのままバスルームに戻って行った。
***
今最も会いたくないと思うのは級友、特に元恋人だった奴には会いたくない。
俺はあの茶髪に見覚えがある。
昔甘い言葉に唆されて一時期付き合ってみたが蓋を開ければただの変態だった。
やたらに身体を求めて欲に忠実。
一度だってヤらせたことはないが別れてからもしつこいし散々だった。
お父様の事業が失敗して没落してからは会ってはいないがいい気分はしない。
「何でいるんだ」
商談相手が来るとは言っていたがまさかアイツなわけはない。
能無しだからな。
あんな男と取引をしても一文の特にもならない。
父親の方は手広く事業をしていて有名だったはずだから取引の方は茶髪の父親に違いない。
俺は身体を拭いて服を着る。
とりあえず出ないわけにはいかない。
挨拶ぐらい出来ねば恥を掻くのは黒髪なのだ。
***
「・・・ねぇ、アレが奴隷?」
「ん?ああ、金髪なんて珍しいだろ」
「随分綺麗にしてるんだね」
「俺潔癖症なんだ」
嘘だけど。
奴隷みたいに扱うこともないわけではないが最近は外にも出してないし綺麗にさせてるからな。
奴隷よりは使用人以上恋人未満だ、気分的に。
茶髪をソファに座るように促して、メイドが寄越した紅茶をすすめる。
色とりどりの菓子に吐き気がしたが目の前の茶髪はそうでもないらしく目がキラキラしている。
しばらくしたらきちんと服を着た金髪が来た。
ぺこりと頭を下げてきちんとした挨拶。
さすがに貴族出身なだけはあり、頭も良いし気立ても良い。
「ホント、コレが奴隷ねえ。何用?」
「・・・性奴隷?」
つってもそういう風に躾てはいないしな。
何用の奴隷ってことにしようかな・・・。
「ふーん・・・性奴隷ねえ」
「っ!」
「オイオイ、まだ躾終わってないんだ。脅かしてやるな」
「へー。君なら調教なんてすぐだと思ってたけど」
ニヤニヤ笑う茶髪。
いちいちカンに触る奴だ。
「そうでもない」
珍しく金髪が下向いてだんまりを決め込んでる。
手招きをして俺の足元に座らせればいくらか落ち着いたように茶髪を見ていた。
***
最悪だ。
絶対茶髪は俺に気付いているしさっきから嫌味ばかりをいってくる。
奴隷と元恋人だったなんて考えがある奴は絶対言わないがコイツは脳味噌なんかないからいつ口走ってもおかしくない。
俺はあの日から黒髪に奴隷として扱われた事はない。
でも外に出れば奴隷で通さねば黒髪が父親に怒られるし、俺も殺される。
だから極力外に出ないようにしてたのに。
よりによってこの茶髪が来やがった。
話題が最近の市場に移ったとこで俺はようやく一息ついた。
話の内容を聞く限りどうやら黒髪は茶髪の話に呆れているらしい。
ちなみに俺も呆れている。
俺はこの男の何が良かったんだろう。
我ながら阿呆だったと思わずにはいられない。
黒髪は相槌しかしなくなり、暇だからか俺の耳を擽ってる。
茶髪の前でいじられたくなかったのでべしっと手を叩く。
飼い犬だって噛みつくんだ。
「あらあら、奴隷のくせに反抗期?」
「よく噛みつくんだ、コイツ」
「鎮静剤は?」
「使うほどのことじゃねーよ」
使われたことは一度もないけどね。
またニヤニヤ笑いこちらを見たので睨みつけてやる。
茶髪はまた黒髪と話し始めた。
しばらくするとドアが控えめにノックされ、黒髪お抱えの使用人が入ってきた。
「坊ちゃん、旦那様がお呼びです」
「俺だけか?」
「そのようです」
「すまない、父が呼んでいるからしばらく待っていてくれ」
黒髪は茶髪を置いていなくなった。
バタンとドアが閉められる。
相手をしろとも言われなかったし、相手をするつもりもないので主人がいなければその場からいなくなるのが奴隷だ。
俺は黒髪の書斎で本でも読もうとその場から立ち上がる。
それに茶髪と2人の時間なんて吐き気がする。
「オイ、待てよ」
待てと言われれば待つしかなく、ゆっくり振り返る。
「お前んトコが没落したのは知っていたが・・・まさか成金嫌いのお前が成金の奴隷なんてなぁ」
「・・・お話はそれだけでしょうか」
「随分冷たいじゃないの」
俺に近寄るな。
近寄るな近寄るな近寄るな!
「俺とヤるのあんなに拒んだのに今は性奴隷?ざまあないな」
「俺に触るな!」
「奴隷のくせに生意気なんだよ」
「お前の奴隷じゃない!」
掴まれた腕を振り解こうとするが逆に足を払われて身体が床に叩きつけられる。
上には茶髪が乗っていて、身動きが取れない。
「どけ、失せろ!」
「そんなこと言っていいの?黒髪君に怒られちゃうよ?」
「相手をしろと言われていない!お前なんかにいいようにされるぐらいなら黒髪に拷問された方がマシだ!」
「チッ。奴隷のくせに偉そうに」
「あっやめろ!やめろ!」
ベルトを掴まれて無理矢理下着ごとズボンを下げられた。
尻朶を掴まれて左右に拡げられる。
「へー、ホントにヤってんだ」
「触るな!離せっ見るな見るな!」
「真っ赤じゃんか。もしかして朝もヤってたの?」
「お前に関係ない!」
「ホント、いつまでもプライド高い奴」
「うあああああ!」
一気に2本も指がアナルにねじ込まれた。
なれた行為とはいえ慣らさなければ痛いものは痛い。
それに黒髪以外の指が中にあると思っただけで嘔吐してしまいそうだった。
「やめ、やめろ!ひいいいっ」
「滑りが悪いなぁ・・・」
「ひぎっいやだいやだ!離せっあっうああ!な、何っ何入れて」
後ろを見れば手にケーキを持って俺のアナルに突っ込んでる茶髪がいた。
ぬちゃぬちゃと音を立てながら俺の中にケーキのクリームやスポンジがねじ込まれていく。
「甘いの好きだったよな?たくさん食えよ」
「いやあああっ!あっうあっやだああ!離せっひいいっ」
ぐちゃぐちゃと中にケーキを押し込まれて吐き気がする。
口を押さえて必死にもがくが茶髪はびくともしない。
「ああ、紅茶も飲む?」
「い゛い゛い゛っあづい゛い゛っ!」
「はっうまいか?」
俺は白目向いて失禁した。
「あ゛、ああ・・・」
「漏らすなよ、きたねぇなあ」
身体が弛緩して動かない。
手足は痙攣してビクビク震えていた。
最低だ、最悪だ・・・!
「ケツ寂しいだろ?挿れてやるよ」
その言葉に我に返る。
べちゃっと音がして、働かない頭を覚醒させて振り返れば茶髪のペニスが俺のアナルにぴったりとつけられていた。
「やめ、それだけはそれだけは・・・」
「もっと喜べよ」
「い゛あ゛あ゛あ゛!!!」
茶髪のペニスが中に挿ってきて、俺は死にたくなった。
***
俺はブーツの踵をカツカツ鳴らして部屋に戻る。
「くだらねぇことで呼びやがって」
「坊ちゃん、旦那様に聞こえますよ」
「うるせー。聞こえちまえ」
新規事業の話ならともかく今度行われる俺の生誕パーティーのことだった。
どうせ俺のパーティーじゃなくて政治とか事業についての取引が主になるんだ。あーくだらねぇ。
部屋に戻ると茶髪が金髪の中に突っ込んでいた。
「ああ、おかえり」
「あ゛っあ゛あ゛・・・」
随分とまあぐちゃぐちゃに汚してくれたもんだぜ。
あの茶髪、ホント頭ねぇ奴だな。
「コイツ昔からプライド高くてさあ。知ってる?コイツ元貴族だぜ」
もちろん知ってる。
没落した理由も何もかも。
「昔さあコイツ俺と」
「やめろ!やめろ、黙れ!」
「付き合ってたんだよね」
「あ・・・あぁ・・・」
あー・・・そういう事ね。
金髪は目を見開いて、その目から涙が溢れてきた。
「なあ、コイツ俺にくれよ。なんなら新規事業の出資金代わりでもいい」
「ふざけるなっいやだ!触るな、触るな!お前なんかっお前なんか・・・!」
「ははっ奴隷に選択肢はねぇよ」
全くその通りだ。
俺は金髪の身体を掴むと茶髪から引き剥がした。
「あ゛あ゛っ」
「んんっ」
「あーあー、躾終わってない言っただろうよ」
茶髪は金髪を引き抜かれた瞬間にイったらしい。
ペニスからはビュクビュクと精液を吐き出している。
べちゃべちゃに汚れた金髪を抱えれば金髪は一層激しく泣き始めた。
また服買いに行かなきゃなんねぇ。
「っは、いいじゃん。どうせ性奴隷だろ?それにすげぇいい条件だと思うけど」
「まぁそうだな」
ガタガタと俺の腕の中で震えてる金髪。
「じゃあソイツ、俺にくれよ」
「オイ、早漏野郎。覚えとけ」
金髪に手を伸ばす茶髪に見せつけるように金髪を抱き寄せる。
「コイツは俺のだ。失せろ」
「なっ」
俺は使用人を呼びつけて茶髪を外に放り出す。
メイドに汚れたソファ周りの掃除を言いつけて、俺は金髪を抱えたままバスルームに引き上げた。
***
あのくそ茶髪、やっぱり頭ん中空っぽだった。
黒髪に知られてしまった。
「お前汚ねぇ」
「うっうぅ・・・ごめんなさい、ごめんなさい」
「ケツ出せ」
ゆっくりと黒髪に尻を向ける。
黒髪はアナルにシャワーホースを突っ込むと蛇口を捻った。
「う゛あ゛あ゛あ゛・・・!」
「しばらくそうしてな」
「あ゛、ま゛っ待って!」
腹はみるみる膨れ上がり、アナルからは収まり切らなかった水が溢れ出す。
俺はホースが抜けてしまわないように手で押さえる。
黒髪にそのままでいろと言われたのだ。
シャワーホースを抜くわけにはいかない。
「あ゛っああ・・・あうっうぅ・・・」
中に入れられたケーキの残骸や汚水が溢れ出てくる。
ビチャビチャと汚い音を立てて、バスルームは瞬く間に汚れていく。
俺のペニスはさっきまで何も反応していなかったのに黒髪に言われた事をしているというだけで勃起していた。
先走りまで零し、我ながらみっともない。
「腹膨れてんな」
「あ゛、あ゛あ゛っ」
黒髪は俺の身体を転がしてホースを抜く。
そして思いっきり腹を踏んだ。
「あ゛あ゛あ゛っいっう゛ああああっあ!!!」
ブチャッビチャビチャブシャッ・・
「ははっすげーお漏らし」
「はあっあああ・・・はあ・・」
身体に冷水をかけられて綺麗にされていく。
徐々に体温が下がる感覚に身震いした。
***
腹を踏まれてアナルから汚水をぶちまけて、冷水をかけられているのに金髪のペニスは勃起したままだった。
俺は金髪の足を掴んで顔の横までもっていくとさっきワインセラーからくすねてきた赤ワインのコルクを抜く。
そして金髪のアナルにねじ込んだ。
「ひぐぅぅっ」
「消毒」
ドボドボと奥に入っていく赤ワイン。
茶髪野郎が突っ込んでいたアナルなんかに突っ込めるか。
汚い、汚い。
元恋人だなんて知ったことではない。
「はあっあ゛、う゛ぅぅっ!も、はい゛んな゛っ」
「まだいけんだろ」
「ひぎっい゛い゛い゛い゛い゛っ!!!」
ボトルでぐちゃぐちゃにかき回してやる。
溢れた赤ワインはまるで血のようで綺麗だ。
金髪の白い肌が心なしかピンク色に見えてきた。
俺はボトルを引き抜いて、ビュービュー赤ワイン吹き出してる金髪のアナルにペニスを挿れた。
「ンアアッあっひい゛いいっ!」
「あー・・・熱いんだか冷たいんだかわかんないな」
「あうっあっうぅん!」
ぐちゃぐちゃ腹をかき混ぜれば金髪はくぐもった声をこぼしている。
顔まで赤くして涎垂らして可愛い奴。
「あっあん!そこぉ、そこっああん!」
「ここ?好きだなあ、お前。気持ちいい?」
「気持ちいい!気持ちいいよぉ・・・あぅぅあっいいよお」
ガクガク揺すられて気持ちよさそうに喘いでる金髪。
ガクガク揺れて口から涎垂らしながらアヘってる。
「オイ、締めろ。緩い」
「ん゛っんぐぅっ」
「あーそうそう、上手上手」
褒めてやればヘラヘラ笑ってみっともない顔。
そろそろイけそうと思ってピストンを早める。
「あっあぅっああぁー・・れちゃうぅっれちゃう」
「はっじゃあお前が好きなとこ抉ってやるよ」
「ああっ!あんっあっいいよおぉ・・きもちいいよぉ」
金髪は自分でペニスを扱きながら気持ちいいと譫言のように言ってる。
「あっでる、れちゃぅぅ」
「イけ」
「あっあっああ!イく、イくうぅっああああん!」
「っ!」
金髪の中に出して腰を引く。
金髪のアナルからビュービューと残っていたワインが噴き出てきた。
涎垂らしたまま動かない金髪の頬をぺちぺち叩いてみる。
「オイ、起きろ」
「あぁ・・・あぅぅ目が、まわる」
「は?」
「変らよぉ・・・」
どうやらコイツの身体がピンク色なのは気のせいではないらしい。
***
目が覚めたらベッドの上で裸で寝ていた。
あ、頭がガンガンする。
「う゛ぅ・・・」
「よぅ、主人に後始末させるとはいい度胸だな」
「あ、嘘・・・あの馬鹿茶髪は?」
「帰ったんじゃねぇの?」
ベッドから降りようと身体を起こせばぐらぐらと頭が揺れた。
あー・・・気持ち悪い。
「お前、酒弱いんだな」
「酒?あぁ全く飲めないな」
「言えよ」
「奴隷は酒飲まないじゃん・・・気持ち悪い・・・」
「寝てろ」
「・・・俺のベッド、アレだから」
俺は犬用ベッドを指して、腕を掴んで離さない黒髪に訴える。
ちなみに奴隷の扱いはされてなくても未だに俺の寝床は犬用ゲージ内にある犬用ベッドだ。
「ここでいいじゃん」
「お前ね・・・明日絶対旦那様が来るだろ。俺殺される」
「なんで?」
「茶髪野郎はアレぐらいじゃ諦めねぇよ。それに・・・いい条件だったろ」
あぁ、この生活も終わりか。
泣いてなんかない。
なんかこの生活も呆気なく終わるもんだと思ったぐらいだ。
あー・・・家畜にされんのかな、俺。
「どうもなんねーよ」
「え、でも」
「あの茶髪野郎の親父は利に賢い奴だ。あんな条件のまねぇよ。それに・・・」
引き寄せられるままに黒髪の上に倒れる。
あ、頭ガンガンする。
「お前は俺ンだ。一生どこにもやんねー」
「うわっ・・・頭おかしくなったんじゃないの?」
「かもなー」
かもじゃなくて絶対だ。
もぞもぞとベッドの中に入り込んでうつ伏せに寝そべる。
「あらら?お前のベッドココじゃないんでしょ?」
「・・・そうだっけ?」
「耳まで赤いけど」
「・・・酔ってんの。あー頭痛い」
「ぶっ・・ははっ調子いい奴!」
盛大に笑い始めた黒髪を睨み付けて、俺は黒髪に擦りよった。
たぶん、一生、このムカつく黒髪が俺の主人だ。
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