家庭教師

リビングで静かに本を読んでいたら喧騒が走ってきた。

「あ゛っあ゛っみぎぢゃあ゛あ゛ん」
「・・・なんだ。ほらティッシュ」
「う゛っうぅ・・・経済学総論がわからないよぉ」
「ハァ?あんなん教科書みたらわかるじゃん」
「無理だよー・・・なんか数式でてきたもん」

鼻水垂らしながら教科書とかノートを抱えて泣いてる大地。
大学はテスト期間。
俺は今更焦りはしないが大地は違うらしい。
授業まじめに受けないからそうなるんだ。

「みきちゃあああんっ」
「うわっ!わかったから、わかったから離れろ!教えてやるからっ」
「ありがとー!みきちゃん大好きだあああっ」

でへでへ笑いながら教科書とノートを広げてる大地。
俺もノートと筆記用具を取りに部屋へ戻る。
プリントの類も持って行くか。
絶対覚えてないだろうからな。
リビングに戻ると大地の姿は無かった。

「あれ?大地?」

教えてとか言ったくせにすでにバックレかコラ。
馬鹿犬と叫ぼうと思ったら大地が部屋から出て来た。

「何してたんだお前。ほら、早くしろ」
「うんっ!はい、みきちゃん!」
「・・・何コレ」

白いシャツに黒いスカート、それにストッキング。

「勉強教えるっつったら家庭教師じゃん!やっぱスーツだよね!」
「・・・スーツ持ってるけど」
「ミニスカートがいい!」
「コラァボケエエェ!」
「ぎゃあああ!」

腹に一発キメて首を締め上げる。

「オイオイオイ、人様に勉強教えてとか言っときながら何だコレ。メリットは何だコラァ」
「俺のやる気が上がる!」
「俺はデメリットしかねぇだろうがああぁぁぁ!」
「ぐえっ」

ムカついたから頭突きもくれてやった。

「お願いだよぉ・・・俺めっちゃ頑張るからあ」
「嘘吐くな、盛るだろうが」
「盛りません!・・・・・勉強終わるまでは」

おーおー、青筋がビッキビキだぜ畜生。
しかしどれだけ時間がたっても引く様子がない大地を見て俺が折れた。

「ハアアァァァ・・・分かったよ、分かった」
「マジで?!」
「その代わり絶対勉強しろよ」
「うん!」

落ちた服を拾い上げて部屋に戻る。

「あっみきちゃん!ストッキングは是非ノーパンで!」

きびすを返して踵落としをしてやった。
部屋に戻りシャツを着る。
いつものことながらピチピチし過ぎだ・・・!

「・・・コレはストッキングからはくのか?スカート?」

俺に女装癖なんてないのでいっさい分からない。
つかストッキング破れないのか?
爪引っ掛かりそう。

「・・・・・ノーパン」

いや、待て待て俺。
いろんなものを失う気がする。
でも大地頑張る言ってた。
俺も大概大地に甘いと思いながらパンツを脱いだ。



「経済に政府が介入する理由は?」
「経済補正!」
「まぁそうなんだが理由を明確に記した上で答えねば不正解だ」

俺はシャツに黒いタイトなミニスカートとという今までのものよりは割とハードルが低い格好にノーパンストッキングというとんでもない格好で大地の横に座っている。
我ながらとんでもない事をした。
バレる前に着替えよう。
とりあえずクッションで太股付近を隠し勉強を教えているが気が気ではない。
とりあえず試験範囲は終わったからなんとかして部屋に戻らねば。

「できたあ!終わったあ!疲れたあ!」
「お疲れ様、コーヒー入れてやるよ」

よし、湯を沸かす間に部屋に戻ろう。
着替えよう。

「っうわわ!う゛、痛いっ!」
「みきちゃん?!」

フローリングで滑った。
くそっ・・・ストッキングつるつる滑るっ!
顔面が痛い、眼鏡が目頭に食い込んで痛い。

「だっ大丈夫?」
「顔面が痛い」

眼鏡を外して顔を押さえる。
涙出た、マジで痛い。

「さいあく・・・」
「ごめんね、俺がノーパンでストッキングとかお願いしたばっかりに」
「・・・え」
「見えてる」

しまったあああ・・・!
スカートはいてるのに足開いて・・・!
俺男、今無意識、しかたないんだけどっしかたないんだけどやってしまったあああ!
ガバッと足を閉じて隠してみてももう遅い。

「まさか本当にしてくれるなんてっ」
「ち、ちがっ!ま、待て大地っこれは俺が血迷ったみたいな感じで」
「勉強頑張ったからシてもいいよね?」
「だっだめ!着替える!」
「拒否!」
「ひ、んああっ」

スカートの中に手が入ってきてちんこを揉みしだかれる。
直接触られるのとは違い変な感じがして腰が跳ねる。

「んぅっやああっ」
「ちんこ気持ちいいの?上向いちゃった」
「あっやめ、ひぅぅぅ」
「舐めてあげる」

ストッキングの上からベロベロ舐められて俺のちんこからは先走りが溢れてきた。
タマまで舐められて俺のちんこからは先走りが止まらなくなる。

「や、大地っ脱がせて、なんかやだああっあん!」
「んふーっ気持ちいいの?」
「ちがっ」
「だって触ってないのに乳首勃ってるもん」
「ひぅっんぅぅっ」

シャツの上から乳首を舐めあげられ、じゅるじゅる吸われる。
気持ちよくてどうにかなってしまいそうだった。

「ん、んんぅっあっや、ちんこ触るなあ!」
「ちんこどろどろだよ?一回イく?」
「うああ!やめ、先っぽやだあっああっだめぇ!」

先っぽをグリグリ弄られて尿道に爪を立てられる。

「ひっいいい・・・!出る出るぅっンアアァァァ!」
「んはは、好きだねー」
「うぅぅばかああ・・・」

ちんこはビクビク震えて精液を吐き出してる。
大地はビリビリとストッキングを破いている。

「んっ・・・破くなら脱がせろばか」
「一度してみたかったんだー」

アホなビデオ見すぎだ、駄犬め。
そんなの見るな。
なんかムカついたから大地のちんこを蹴ってやった。

「う゛っ!」
「変態」
「うぅ・・・AV女優にまで嫉妬して、幹也ってばホント可愛いんだからっ」
「違う!」
「はいはーい、指入りますよー」
「んああっあっひんっ!」

無遠慮に指がアナルに押し込まれていく。
ぐちぐち音を鳴らして、すぐに2本の指を飲み込んだ。
中でバラバラに動いて、イイとこは掠るだけ。
もどかしい刺激に自然と腰が揺れる。

「んぅ・・・そこじゃないいっ」
「どこ?」

ニヤニヤ笑ってる大地の顔を張り飛ばしてやりたいっ・・・!

「んっんん、あうっ!」
「ほらあ、どこ?」
「んあっあ、も・・少し右っんんぅっあ、そこ上え」
「ここー?」
「ああん!あっああっそこおっあん!ひあぁぁ」

前立腺をガリガリ擦られて腰が跳ねる。
いつのまにか指が増えて拡げるように指が動く。
奥がむず痒くて仕方がない。

「大地っだいちぃ、もっいいからあっ挿れてっ奥にほしいっ」
「ぼっボイスレコーダアアアァァァァ!」
「んあああっ!」

ボイスレコーダー叫びながらちんこ突っ込まれた。
なんか、なんか屈辱だ。

「ああっもう可愛い可愛い!」
「んっんあっあああ!」
「マジったまんない」

顔にキスが降ってきて、唇に触れたかっと思えば舌が抜けるかと思うほどずるずる吸われる。
息苦しさを感じるほど唇を貪られた。
俺もそれに答えるように首に腕を回して大地の唇を貪る。

「あっあっ、だっ大地!出ちゃうっイきそうっ」
「俺もっんっイきそう!」

腰を振るスピードが早くなって肌と肌がぶつかる音が部屋に響く。
もう何も考えらんなくて、大地の動きにあわせてただ身体を揺する。

「あっああっ出るっでるぅっ」
「ん、イっていいよ」
「あああっも、もぅっんあああっあっああっ!」
「んんっ!」
「ふあっああ・・・深いぃっ!」

俺はまたストッキングの中に、大地は俺の中に射精した。
お互い息が落ち着いて、大地は俺にキスしながらちんこを抜いていく。

「んふ、んん・・・」
「んっ・・・幹也可愛いかった!」
「・・・うるさい」

大地はティッシュで俺の身体と自分の身体を綺麗にしていく。

「コーヒーは俺が淹れてあげるね」
「ブラックでお願いします」



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