紅華ちゃん設定 >> 追記
・双子の弟がいる

・生前の紅華ちゃんは明るく元気で皆に愛され軽々と何でもこなす天才肌。…のように見えて、周囲との差に悩み、極度に他人の顔色を窺う性格だった
(感覚は離人性障害に近く、行動は強迫性障害に近い)

「他人とは違う」という違和感、
「バレてはいけない」という不安と恐怖、
「完璧な自分を演じなければいけない」という強迫観念に苛まれ、
周囲の評価と期待によって作り上げた虚構の人格を演じ続けたため、自我は殆ど育たないまま成長した

双子の弟にのみ心を開き、自身の本当の性格や悩みを相談していた。唯一の理解者だと思っていた


・弟は優しく物静か。悪く言えば地味で姉の影に隠れがち。姉を慕う穏やかな弟。…のように見えて、実は劣等感の強い野心家。
姉が告白する切迫した思いを自身への当て付けようにしか捉えられず、「自慢かよ」「馬鹿にしやがって」といった否定的な感情を常に抱いていた

長年抑圧していた不満がある日突然爆発し、紅華ちゃん自殺事件に至る…



・紅華ちゃん、全幅の信頼を置いていた弟に裏切られ、怒り・悲しみ・虚脱感やその他諸々で錯乱状態になり転落自殺

・現在は病院で昏睡状態(半死の状態)。顔面左側の損傷が激しく、左目は失明

・弟は罪悪感から一度もお見舞いに行けていない



・死後に記憶を失い、急に何のしがらみもなくなった紅華ちゃんは、極端な自我の乏しさから一切動かずにいた→閻魔様と出会うまで彼岸花畑で棒立ち待機

・左目から溢れる闇(ごく小規模の地獄という設定でした)は、紅華ちゃんが抱いていた鬱屈とした念が具現化したもの
(ただの霊魂でありながら妖魔界に留まれた理由は、小さいとはいえ地獄を宿せた霊的素質所以、とか…?)

・死んで一度リセットした事で、生前では成し得なかった本質的な成長をしていく。キーパーソンは勿論閻魔様とヤヨイさん!

・生前ある意味自分の事しか見てこなかった紅華ちゃんにとって、(妖魔界の長として)他人を第一に行動する閻魔様は驚異的な伝説のUMA←
初期に出会った閻魔様に対しては親のような憧れを抱く→「閻魔様みたいになりたい」→行動原理は閻魔様の真似っこ

・生前他人の顔色ばかり気にしていた紅華ちゃんにとって、強烈な自我を持ち、それを平気で主張出来るヤヨイさんは驚異的な伝説のUMA←
ある程度自我が育った状態で出会ったヤヨイさんに対しては無意識の憧れ+正体不明の感情を抱く→「…別にずっと見てる訳じゃないし(プイッ)」→それはもう恋ですよ


・最終的には全部思い出して乗り越えて、生きている弟に「今は幸せです」と報告して、完全に死亡(したい)



・因みに紅華ちゃんの生前の名前は「ゆかり(紫)」
弟は「イトイチ(以十壱=糸廿一=紺)」

二人合わせて「紫紺」となり、別れて「紅」と「蒼」としてそれぞれ生きていきますよ。…という仕掛けがありました

実は蒼色化するイトイチくんもよその企画さんに参加させるつもりだったんですよ…\(^^)/
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