トム「えー、みんなに集まってもらったのは他でもない、女子会についてだ」
メリッサ「女子もやってるから、男子もやろうって事になったのよね」
ブラッド「はあ、何だそりゃ」
ジェット「え、でもお前女じゃ……」
メリッサ「固いこと言わないの〜(^ε-)☆」
トム「あ、そいつオカマだから大丈夫だ」
メリッサ「女子会にはぶられたこの恨み、はらさでおくべきか……こうなったら男子会でイケメンゲットよ!」
ジェット「ヒイイィ|)≡サッ」
ハワード「後ろに隠れないでよ」
スティーブ「女子会とやらをするのか?」
イグナシス「いや、俺達の場合男子会だな」
ジェット「野郎しかいない、帰りたい……」
リザイブ「男しかいないのはともかく、同感だ。時間の無駄だ、俺は帰る」
トム「うるせーっ、待てこら! 大体1stはメインが全員男とか、むさ苦しい事この上ないぞ」
ジェット「仕方ねえだろ!文句ならアイツ(准一)に言えや」


アレックス「で、何すんのさ?」
イグナシス「菓子食って駄弁るんじゃねーの?」
トム「ふふふ、そこは女子と一緒にしてもらっちゃ困るぜ。ここはぶっちゃけトークと行こうじゃねーか」
イグナシス「ぶっちゃけって、何を」
トム「ずばり、タイプの女を、カミングアウトッ!」
ジェット「何いいぃ!?」
ハワード「何それ……誰得なのさ」
アレックス(女子会と大差ないような……)
メリッサ「やだぁ、ちょっとぉ、アタシはぁ?」
ランス「黙ってれば?」
メリッサ「んもう!」
ブラッド「あ〜、それなら、俺はパスだ」
ジェット「何でだよ?」
ブラッド「だって俺、女に興味ねーもん」
一同「……」
トム「……お、お前もメリッサの仲間か?!」
アレックス「いんや、こいつ、ゲイだよ」
ジェット「それはそれで怖いんで、やっぱ帰りたい」
ブラッド「心配すんな。お前らにも、これっぽっちも興味ないから」
トム「それはそれで何かムカつく!」


トム「じゃあ言い出しっぺだし、俺から……。俺はそうだな、アニーちゃんとか可愛いと思うな」
アレックス「!!?」
ブラッド「アレックス、落ち着け。武装すんな、般若の形相もやめて」
メリッサ「うっそー、アンタいっつもハ」
トム「わ゛ーーーーーッ!!!!」
ジェット「何だよ、本命いんのか」


アレックス「オレのアニーは誰にも渡さない」
トム「いや、だからタイプの話だって」
アレックス「だからアニーだ」
ジェット「何だ何だ。重度のシスコンか」
アレックス「悪いかこの野郎」
イグナシス「妹思いなんだな」
リザイブ「自覚してるのもある意味質が悪いな」
ブラッド(……だよなあ)「……はあ」
メリッサ「あら、溜め息なんかついて。恋の悩みね!? 相談に乗るわよ」
ブラッド「ほっといてくれ」


ジェット「オレはそうだなあ。世界中の女子がオレを放っておかないだろ? だから誰か一人を好むとかなあ。でもあえて言うなら」
ハワード「ファイア(黙れ)」
ジェット「あじゃあああああぁ!!!! 何すんだハワード!!」
イグナシス「こいつに聞くだけ無駄だぞ」
トム「すまん……」
リザイブ「1stの恥さらしめ」
ジェット「何だとコ゛ルアア゛ァ!! いっつもすかしやがって、テメェは気に入らねーんだよ」
ハワード「ブリザド(うるさい)」
ジェット「さ、 む、 い」
アレックス「もしあんなのが一緒のパーティだったら、オルガにフルボッコだろうな」
ブラッド「だな」


リザイブ「俺は恋に現など抜かしている暇はない。以上」
トム「お前つまんねーな」
メリッサ「ストイックなイケメン(はぁと)。いいわぁ〜」
ハワード「……ミファルドさんに迫られてるくせに」
リザイブ(ドキィッ)
ジェット「ふひひ、ザマーミロ」
リザイブ「サンダラ」
ジェット「ギャーーーーーッ」
トム「ジェット見てると泣けてくるぜ」


イグナシス「俺はなー。う〜ん、オルガと手合わせしてみたいかな」
ジェット「脳筋、稽古すんじゃねえぞ。まあ、オルガねえ。確かにスタイルは良いよな」
ブラッド「あ、マスターは女にしか興味ないから無駄だぞ」
一同「……」
イグナシス「マジかよ」
ジェット「ホモとレズとオカマが揃うとか、何の嫌がらせだ」
トム「2nd特殊すぎだろ」
ブラッド「3rdに言われたくねーな」
メリッサ「何だか仲間意識しちゃうわ」
アレックス「し、しなくていいよ」
メリッサ「そうね。君もなかなか可愛いじゃない」
アレックス「結構です」
メリッサ「つれないわね〜。ならそっちのハワードくん、だっけ。アタシとデートしない?」
ハワード「間に合ってます」


ランス「……喋りたくない」
ハワード「ぼくも」
スティーブ「暇だのう。何か喉渇いた」
ハワード「飲み物買って来ようか」
イグナシス「じゃあ、ついでに何か菓子でも作るか?」
ランス「なら手伝いますよ」
トム「ちょ、そこ何勝手に盛り上がってんの」


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