2011/12/10
ハロウィンの残骸(FF1

※ハロウィン小説にでもと思って書き途中からの放置な、敬語モンクパーティー。


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 それは赤魔の一言から始まった。
「もうすぐハロウィンね」
 そういえばそんな行事もあったなと、戦士は欠伸をしながら相槌を打っていた。するとモンクの背中越しから黒魔が小さな疑問をぶつけてきた。
「はろうぃんって、なあに?」
「えええ」
 驚いた赤魔が素っ頓狂な事を言い出しそうになったので、戦士が慌てて黙らせた。
「お祭りですよ。子供達がお化けの仮装して、大人達からお菓子を貰うんです」
「トリックオアトリートってな。大人は悪戯されたくないからすーぐ、お菓子をくれてやるんだ」
 モンクと戦士が説明してやると、黒魔は好奇心一杯に、瞳を輝かせた。


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