絡まれていた団子屋の看板娘、真琴を助けたのは、やけに派手な出立の色男。

その彼を図らずも殴ってしまった真琴は、おとしまえをつけろと言われ、男遊郭で働くことに……

男嫌いの真琴は何とか借りを返そうと奮闘するが――




誰が為に君は泣くのスピンオフ。

時間軸としては、誰が為に君は泣くの後。白菊と桃の店は楼主が改められ、白菊は番頭に、桃は太夫になりました。新しく、新造(客を取れない見習い)として紅蓮(こうれん)という青年を迎えています。




*注意*
このお話に出てきます語句は、この小説のみでの意味ですので、絶対に参考にいたしませんように。
大分ぬるいですが、遊郭などの表現が苦手な方はお読みにならないことをお勧めします。


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