キャラ化企画



ちそらさん、らったーさん、峰河さん、広瀬紫苑さん、aisoraさん! キャラ化企画参加、本当にありがとうございました!

いやー、楽しかった! キャラ化企画なのにも関わらず、ちょっとしたお話みたいになってるのは愉しすぎたせいです(笑)いつか、ボイスドラマでこんなんやりたい。ってか、したいです←

では、拙い文章、よくわからん設定集に参ります。皆様、どうぞお手柔らかに。

しかも、和風いいながら和風じゃないですね、これ。おばかな俺orz


辰巳



あらすじ


寒い寒い、息さえも凍るんじゃないかと思うほどの朝。――彼女は、嘘をついた。


「心配しないで。必ず、迎えに来るよ」

「待ってる。ずっと、待ってる…」


――だから、早く帰ってきてね。


……ねえ。お前は、どうして、帰ってきてくれなかった? どうして、すっかり冷えた体を抱きしめてくれなかった?


ねえ、どうして?





………………………………………………………………………………………………………



「――おい。さっきから何見てんだ、お前」

「いやあ、今日は何定食がおすすめかなあってー…、は?」

「……。まさか、見えるのか?」

「え、なになに。コスプレ?」

獣耳を持つ少年に声をかけられたことから、少女の生活は一変する。



「呪いだか何だか知らないけど! とにかく、私は関係ないから! 喧嘩ならどうぞご勝手に! ってか、解きなさいよ!」

「か、勝手に巻き込まれてきたくせに、なんだ、エラそうに! これ以上、面倒事を増やすな! バーカ!」

「な、何よ! 大体、」

「――いやあ、仲良しですね〜。羨ましい!」

「「どこが!?」」



登場人物


「大体…、なんで私なの!?」

「言ったわね! 悪い!?」

「うん。思った。ちょっ! 痛いってば!」

ちそら

神社の近くに住む女子高生。紫苑に声をかけられたことから、生活が一変する。
運動能力、成績は中の並で、良くも悪くも平均的。背が低いのがコンプレックス。基本的にポジティブ思考の猪突猛進型、直感で行動することが多い。
エビチリが大好物。



「あいつの匂いだ…。胸クソ悪いっ!」

「フツー、泣くか!? どんだけ泣き脆いんだよ…」

「だから、動くなっていったろ。馬鹿か、お前」

紫苑

生前の記憶を失った化け犬。人語を操り、普段は人の姿をしている。驚いたり、動揺したりすると、獣耳や尻尾が出る。口が悪く、乱暴で横暴。だが、女の涙に弱い。生前の記憶を持つ自分の魂の片割れを探している。
炭酸で酔っぱらう。



「も〜、何を言うんですか〜! 僕には何の力もありませんよっ」

「いや〜、感心してるんです。よく、あの紫苑くんが懐いたなあって」

「あれ? おっかしいなあ…」

峰河

神社の見習い神主(自称)。紫苑の飼い主的存在。おっちょこちょいで、かなりドジ。常にニコニコ笑っている。よく傾く眼鏡を新調したい今日この頃。
時々、神通力に似た力を発揮するが、本人に全く自覚はない。



「俺を裏切った。約束したのに」

「……理由なんてもんはいらない。ただ壊す。それだけだ」

「今更…、今更だ…」

ラッター

紫苑の魂の片割れ。紫苑とは違って、生前の記憶を持つ。動揺しても犬の姿になることはなく、常に人型をとっている。人間嫌い。一つの一族を根絶やしにするほどの力を持ち、人に悪さばかりしている。
愛煙家。


「助けてほしいとは言われなかったが、そのままにするのは同族の良心が痛んでな。ここはひとつ、助けてやることにしたわけだ」

「これこれ。あまりからかうな、峰河」

「そこがお前のいいところだ。紫苑も口には出さないが、きっと感謝していることだろう」

藍空(あいそら)

峰河の神社の狛犬。諭すような発言が多く、紫苑の親友。滅多に人の姿になることはない。ちそら達の前に出る時は、何故か猫の姿となって現れる。悪霊と化しそうになっていた紫苑を拾い、世話をした時からの腐れ縁(本人談)。
酒が大好物。



参加して下さった方々、ありがとうございました!




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