捧げ物 | ナノ
 星屑コンチェルト



昔から幼馴染みの後ろを歩くのが好きだった。


その度に彼は「ばかだなー」なんて呆れたように笑うけれど満更でもなさそうで。だから、安心していた。幼馴染みとしても、恋としても。





「隆くん……」

「わりぃ、名前!今から部活のミーティングで昼メシ一緒に食えそうもねー!!」

「…ううん、大丈夫。いってらっしゃい」

「ほんと、ごめんな!」




慌てたように教室を飛び出して行った幼馴染みを見ながら、私は手元のお弁当を拡げ、もそもそと食べはじめる。
隆くんが部活を始めてから、一緒にいることが凄く減った。前までは一緒にいることが当たり前で、よく笑いながら話していたのだけれど。

彼が楽しんでいることに嫉妬をする自分。醜くて、嫌いで。


昔から私は弱虫で、人見知りだった。そんな私の側にずっと居てくれたのが、彼。犬飼隆文くんだった。
いつも私が彼の後を追うと呆れ顔を見せるのに、決して嫌そうにはしない。そんな彼が、幼馴染みとしても恋愛としても大好きになって。


でも、最近思う。


私は彼に負担をかけていただけじゃないだろうか、と。
なら、これ以上彼を苦しめさせないためにも。


私は、今日も一人でお昼ご飯を食べるのだ。













「名前、昼メシ食べようぜ!」

「…隆くん」

「んー?」

「……今日から別々で食べよう」

「は…」



これが一番いい案だと思った。

瞳を丸くさせた隆くんは今までにないような顔でいた。ねぇ、隆くん。大丈夫だよ。安心していいんだよ。もう隆くんは、私のことなんかで好きなものを我慢しなくていいんだ。だから…



「意味わかんね…」

「隆くん…」

「俺達は幼馴染みだ!変な気をつかうなよ!」

「でも、昔から隆くんは私のせいで好きなことを我慢しすぎてる!だから……っ!!」

「名前…」

「だから…なのぉ…」



私の目から流れ出した雫は私の頬を濡らしていく。

ふと、
頭の上に温かいものが触れた。それはガシガシと私の頭を撫で続ける。


隆くんの、手だった。



「…あんな、名前」

「う、ん…」

「俺にだって確かに好きなことはある。でもな、その中にはお前も入ってるんだ」

「え……」

「…名前、好きだ。幼馴染みとしても。恋愛としても。 お前のせいで好きなことが出来なくなるなんて思いすぎ。大丈夫だから」

「た、かく…」



ホロホロと出てくる涙は止まらない。

隆くん、隆くん。

ありがとう。
私、隆くんの隣に居てもいいのかな。そういうことなのかな。


頼らないで、ちゃんと支えていくから。



隆くんは困ったように笑った。





星屑コンチェルト




――――――


サキちゃん…

遅れたうえに、こんな駄文でごめんよ…

殴っていいよ…。うん。
待ってる。


こんなカスな文才ごめん(ノ´Д`)ノなさぃいい!!!!!

すらいでぃんぐ土下座かましますっorz≡≡ズザーッ


犬飼の口調もやばい。

誰か文才ぷりーず(/_・、)


またチャットやろうねぇえええ


引き取り、書き直しの請求などはサキ様のみOKです。



※gdgdすまそ(´・ω・`)




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