「父の日ですよ!!」
今日は何の日でしょーか?
「は…?」
口をあんぐりと開けてほうけた顔をしている目の前の一樹会長に呆れた顔を見せる私。
ちなみに、ここは生徒会室で、しかも居るのは私と会長だけ。
「何の日って…、今日は6月17日だろ?」
「いやだから。今日は何の日かって聞いてるんですよ、私は」
「んなこと言われたってなぁー…」
何なんだ?と言いながら自分の頭をわしゃわしゃと掻きむしる彼を見ながら私はふうっと溜息を吐き出すと、叫んだ。
「みんなー!出てくぉおおおいぃ!」
「……はっ!?」
パッカーーン!
パカパカッパーン!
「「「「お父さん、いつもありがとう!!」」」」
「お前ら……!!」
今日は
「父の日ですよ!!」
(ううっ…!父ちゃんは嬉しいぞぉ〜…!!)
(ぬはは!オヤジが泣いてるぞー!)
(まったく…、困った人ですね)
(ふふっ、とか言う颯斗くんも笑ってるよ?)
((星月学園の父…人気者!!))
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母の日にはスタスカのオカンに向けての短編なんか書かなかったクセに………くっ、!!!
錫也ごめん…
そして会長!
いつも、ありがとうぁああああああ!!!!!!(´;ω;`)ノシ