「というわけでね!連載も続いてないのに年が明けちゃいそうなわけですがね!」
「…無理に明るく振る舞わなくても大丈夫だぞ、神崎」
「う、うう…犬飼のあほたれ…」
「うわ!犬飼が神崎泣かしたぞ〜」
「泣かしてねえ!」
犬飼の寮の部屋にて忘年会。
メンバーは私(神崎葉斗)と犬飼、白鳥、宮地だ。ちなみに今は最近発売された《とびだせ どう◯つの森》をプレイ中。かと思いきやあまりに田舎すぎな此処では入手不能だったので《おいでよ どう◯つの森》をプレイ中だ虚しい。
「あれ、宮地。年越ソバ食べてなくない?」
「む。いや、これは年越シュークリームだ」
「「「……」」」
《さぁ!皆さん!もう少しで年が明けますよぉおお》
「やばい!宮地のゲテモノシュークリームに目を奪われてたら年が明けそうだ!!」
「む。美味いぞ」
「わぁあああクラッカークラッカー!」
「ぎゃあああ何か踏んだあああ」
バタバタ
バタバタ
《さあ皆さん、準備はいいですか!さーんにー…》
「クラッカーの準備はいいですか!皆さん!」
「ああ」
「おう!」
「今年ももう終わりだな」
《いーち!》
「皆!来年も宜しくぅううう!!」
《明けましておめでとうございまーーす!!》
パカァン!
パカァン!
「明けましておめでとうーー!!!」
今年も楽しくいきましょう!
(あ、かっつん達からメール来てる)
(おー、本当だ。《今年も宜しく頼むわ》だってよ)
(双子からも来てるな!…同じ文だけど)
(《今年もお前らをイジってやるな!》…)
(む。新村は側にいないのか…)
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