ツナとザンザス
【晩餐】
ツナとザンザスの関係について考えてみた最初の作品です。最初なのでザンツナ色と厨二病的症状が強く出ている気がします。
《タイトル》特に意味はないです。常に空きっ腹イメージのザンザス。
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【太陽の子】
ギリシャ神話に、太陽神ヘリオスを父とする青年ファエトンの物語があります。ファエトンの増長と(文字通りの)転落がザンザスっぽいなと思ってこの話ができました。
「晩餐」でザンザスとツナの関係性を考え始め、ここでザンザスその人について掘り下げ始めました。九代目を加えた三人のもやもやっとした関係についての妄想も始まっています。
《タイトル》捻りがなさすぎました。
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【ロマンティックが始まらない】
経緯はピクシブのキャプションに詳しいです。要するにただデートするだけの話が書きたくなったのですが、その「ただデートするだけ」がこんなに難しいとは。だってそのまんまほっといたって絶対デートしないよこの二人。ともかく彼らをデート紛いの状況に追い込むのが本当に大変でした。
あと観光情報とか気候とかめっちゃ調べまくったし、ストリートビューでパレルモじゅう駆け回りました。ランボの誕生日と被せたのは単に過ごしやすい季節を設定したらそうなっただけです。ごめん。
《タイトル》投げやりです。
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【No one hears us but the sky】
こちらもピクシブに詳しいです。問題の絵チャの少し前にゴッドファーザーを見て、古式ゆかしい結婚式をザンザスにもやらせたい!と興奮しだしたのがそもそものきっかけです。
やらせたかったはずの粛然とした結婚式は一体どこへ消えたんでしょうか。しかし元々こういうテンションの書き物が多かったので楽しかったです。
《タイトル》ゴッドファーザーの愛のテーマの歌詞を一部借用しました。
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【手当て】
何を考えてこうなったのかはあんまり覚えてません。
大空戦でツナが零地点突破ファーストエディションを初披露するところがめちゃくちゃ好きで、そのことについて時々考えてたことが膨らんだ感じです。他の話でもこのシーンを考えながら書いた部分がちょいちょいあったりします。
加えて九代目。この二人が分かりあうのはいつか、というのがずっと探っているテーマのひとつなんですが、これは大きく分けてふたつあるパターンのうちひとつです。
思いついてその日のうちに書いた割には、結構気に入ってます。
《タイトル》まあそのまんまです。
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【IDOLO】
いつごろ書いたのか正確には分かりません。薪尽く迄より前かもしれない。これで完成でいいのかしばらく迷ってて、いいやと思って公開する際に手直ししました。
言うなれば、いつも書いてるような話の骨格だけみたいな感じです。これに相応しいガワを見つけられなかったんだと思います。
《タイトル》「鏡」という仮題がありましたがあんまりにもあんまりなので、公開直前に付けました。たいして変わってない。
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【接吻の報酬】
memoに散々書きましたがもう一度まとめると、男同士でキスするマフィア特有(少なくとも昔は)の挨拶をザンザスとツナにやらせて横から囃し立てよう!というアホみたいな始まりでした。
キスによってその相手が誰だか分かるという、まあ大昔からよく知られた例のアレです。ゴッドファーザーなどでは死の宣告という面をクローズアップした描写がなされていますが、ともかくこの元ネタ(?)のせいでアホさがどこかに行きました。加えて様々な妄想の片鱗がくっついては消え、またくっつき、最終的にこの有様です。
《タイトル》仮題からあんまり変わってないです。少なくともキスを意味する単語はずっと入ってます。
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【A Lungo Viligia】
二次創作界に蔓延る幸せクリスマスに一石を投じてやる!という決意があったのかどうか、皆無ではなかった気がしますが、とにかくザンザスが一体どんな不幸なクリスマスを過ごすのか?と妄想した結果がこれです。地味な捏造設定があちこちにばら撒かれていますね。
複雑な関係の九代目とザンザスの、もう一歩届かないもどかしさを表せていたらいいなと思います。
《タイトル》未だナターレに至らない、長い前夜。