バスルームの中。

僕は立った状態でシャワーを浴びていて、ルルーシュはバスタブの縁に両腕を組んだ状態で、その上にちょこんと形の良い頭を乗せてリラックスしてる。




あ、ちょっと位置的にちょうど良い気がする。

あー…でもルルーシュそういうの嫌いそう…。

駄目かなー。う〜ん…。




うずうず









◇お風呂での一幕◇










「えいっ」

「っ?!」

「ちょんまげー」

「…」

「…………あれ?」

「………」




沈黙が痛い。




「…何のつもりだ」

「え、あ、いや、往年の宴会げ「別に返答は求めていない。出ていけ」」

「えぇ?!僕まだ泡流し「出 て い け」」



バスタブから立ち上がったルルーシュに、普段の彼から考えられない結構な力でバスルームから叩き出される。

ヤバい。これはマジで怒ってる。

往年の宴会芸は彼にはシュール過ぎたらしい。
っていうか、僕まだ身体が泡まみれ!




「ルルーシュー!ゴメン!僕が悪かった!」

『………』

「ただの冗談なんだよー!」

『あんな品性下劣な冗談を言う友人を持った覚えは無い』




あ、良かった!まだ口を聞いてくれそう!
あれ?でもちょっと待って?!




「友人?!僕君の友人扱い?!」

『あぁ悪かった。知人だったな』

「ランク下がってるよ?!」




君は唯の知人とお風呂入ったりするんだ?
とか言って、バスルームに強引に入って行って虐めれる雰囲気じゃ無い。
これ以上下手な事を言ったら本気で縁を切られそう!
え、でもそこまで怒ること?!




「ルルーシュー…ごめんなさいもう二度としませんっ許してー!」

『…………』




返事は無い。
でも、ルルーシュもいつまでもバスルームに籠ってるわけにもいかないんだからきっとすぐ出てくるよね!


そんな希望的観測を胸に、バスルームの前で泡まみれのままルルーシュが出てくるのを待つことにした。















3時間後
















「うわーん!ルルーシュー!」

「うわっ?!お前まだ居たのか」

「遅いよ!どんだけ長風呂なの!」

「っていうか、お前身体冷えまくってるじゃないか」

「そうだよ!ルルーシュが追い出したからでしょ!」

「お前馬鹿か。バスローブ位羽織っておけよ」

「だってこんなに放置プレイかまされると思わなかった!」

「はいはい。でもお前が悪い」

「うんゴメン。もう二度としない!」




お風呂でリラックスしたおかげで怒りを収めてくれたルルーシュと、もう一回お風呂に入って仲直り。
あんな程度であそこまで怒るとは正直思わなかったけど。
でも許してくれて良かった!




今日の教訓:ルルーシュの前で下ネタは程々に!




















「あ、ルルーシュ」

「ん?」

「お湯の中でイクと、精子がクラゲみたいに浮かんできて面白いって!ルルーシュやってみる?」

「…お前全然反省して無いよな」





end










ちょんまげってアレです。頭にちんkを乗せるアレです。こういう妄想が一番楽しい。次はお風呂にクラゲかな←