◇第三十罪:同じ想いを抱く者−1/5−
side 零
しぶしぶ入ったその部屋。
吸血鬼の部屋になんて入りたくなかった。
…好きな女とその男の部屋になんて、入りたくなかった。
扉が開いた瞬間に、やっぱりあのままロビーで話せばよかったと後悔した。
その部屋は、白亜の匂いに満ちていた。
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