LBX | ナノ



「なんでオレのマスターオレを使ってくれなくなっちまったんだ…」
「アハハ…」


どよんと落ち込むGレックスにかける言葉が見つからない。イフリートがニヤニヤとこっちを見ている。


「アイツのが体でかいし」
「でもGレックスだってあのパンチは強いし…」
「どうせラスボスだから嫌でも覚えて貰えるし!?」
「Gレックス公式戦出てるじゃん!」
「あ、そっか」


Gレックスが元気を取り戻し一安心した、ら。


「マスターメンテ…」
「後でな」
「イフリートのバカァァァ!」
「Gレックス!?ちょっ、レックスさんGレックス行っちゃいましたよ!?」
「すまない、追いかけといてくれ」
「なんて無責任なラスボス!」


こうして私はGレックスを追いかけざるを得なくなる。なんて言いながらGレックスを追いかけるのは嫌いじゃない、むしろ好きだ。


「Gレックス、私は大好きだよ。Gレックスが一番!」
「…え、マジ?」
「うん、マジだよ」


でも明日になるとまた冒頭に戻ってしまうのです。





―――

ラスボス達がこんな事やってたら可愛いなと




12.01.09



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