こつき



朝も夜も変わらずに星を見せてくれる人工のそれは、何度見たって美しい。昼に見るのもなかなかオツなものだ。ついこの前まで腕の中にあった温もりは今はもうない。逃げてしまった彼女が持っていたのだから、当然といえば当然のこと。風を捕まえるのと同じように、俺では彼女を捕まえるのは不可能なのだ

/琥月「昼のプラネタリウム」「逃げる」「風」
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