春考察



三人はみんな何かしらのコンプレックスを抱えている。無い物ねだり、みたいな。だからこそそれが欲しいんだと思うけど。
みんな月子の本当の幸せを願っているから、月子の本当の幸せのためなら自分は身を引いても構わないと思ってる。勿論、月子の本当の幸せを願った上で、傍にいられるならそれを選ぶけど。



▼羊
月子のためにわざわざ日本までやって来た凄いやつ。
羊は、月子込みの三人の時間の長さ。若しくは絆の強さにコンプレックスがありそう。羊がいなかった頃の話をされるとログアウトする。僕が踏み込んで良い話じゃ無いと思うからむやみやたらと昔の話を聞かせて、とは言わなさそう。自分自身も思い出を大切に、大切に保管してるから。
でもやっぱり知りたいことは知りたいからそれとなく聞いて錫也がね、哉太がね、見たいなのを聞いて不安感とか苛々みたいなのを募らせてそう。
でも誰よりも自分の感情とか愛とかをありのままに伝えることが出来てる。スキンシップが激しい。もはや過剰レベル。
月子が転んだらダッシュで駆け寄るかな、とも思ったけどそもそも手を繋いで歩いてるから転ばせない気がする。
三ヶ月っていう期限が無かったら羊の一人勝ちじゃ……?(笑)とか思ったり。
自分の幸せ<つっこの幸せ。月子は永遠に僕のお姫様!!



▼錫也
感情を素直に伝えることが出来ない。勿論、凄く感情の振れ幅自体は大きいけど、それを表現する方法が分からない。笑顔の下に全部隠してしまう。思ったことも我慢一択。
色んな意味でつっこに依存してる。つっこ依存症。錫也の中で世界はつっこを中心に回ってると思う。
全てを見て、常に一歩離れたところで冷静に物事を見ているから、どこか人事のように思うのかも。落ち着いてるっていうか、大人びている。ただ、その大人び方が、どうにも年齢不相応な気がしてならない。まぁそれも月子が絡むと別としてだけど。
ああ見えて実は自分の幸せ<つっこの幸せ、と言うわけじゃない。あくまでも自分の幸せ>つっこの幸せ。ただ、錫也の幸せはつっこの傍にいることなんだろうと思う。
料理が出来たり、冷静で回りを見てるから最終的には月子が頼っていくような。月子がいればそれでいい、全部を自分のものにしてしまいたいみたいなとこがあるから春組のヤンデレー要員。
みんな錫也に(胃袋的な意味で)わしずかみにされてる。錫也とだと結婚してもつっこが台所に立つイメージが出来ない。
三人の中で一番臆病。一番幸せにしてあげたい。男子寮の髪上げスチルに毛根が死滅。短パン短パン<●><●>



▼哉太
身体が弱い。本当は誰よりもつっこを守ってやりたいのに、身体のせいでそうもいかない。だから少し身体に無理をしてでもつっこを守りたい。身体のことは含めなくても儚いイメージ。芯に強いものはあるけど、それが崩れた瞬間消えてしまいそう。
純情でピュア。お前は小学三年生男子かっ!?見てる方が恥ずかしくなる。でも、純真だからこそ、世間の荒波のような汚さみたいなのに煽られそう。子供がそのまんま真っ直ぐ大人になったような感じ。
あと、春組の中で一番年相応の子。錫也みたいに全てを笑顔で隠しているのではなく、逆に羊みたいに全てを伝えるることができる訳じゃない。笑いたいときに笑って、泣きたいときに泣く。良い意味で凄く普通の子。言いたいことを上手く言えなくて悶々としてそう。
つっこが転んだらぼさっとしてんな!(付き合う前)とか、よそ見してたら危ないだろうが……気をつけろよ……(付き合った後)とか言いそう。でもそんなこと言ってもちゃんと助けてあげる。だって哉太だから。
どこにでもいそうな、私達に近い子。ツンデレってかツンギレ。



幼なじみっていい←結論



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