XXX (イッキ√)主人公
※暗いです注意
この鋭い鋏をあなたの眼球に突き立てたらどうなるでしょうか。
泣きたいくらい痛いだろうけれど、でもどこかで安堵するのだと思います。だってあなたはその目を嫌っていたもの。憎んでいたもの。無くなってしまえばいいと願っていたもの。そう祈ったもの。そうでしょう?
女の子の想いが重いってあなたは零したね。私は黙ってそれを聞いていた。 そんな魔法、私がぶち壊してあげましょうか?って何度思ったかしら。そんな目が無くなってしまえばこんな思いをすることもないでしょうに。
ねぇ、この手にある鋏を突き立てたらあなたはどうしますか? あなたは笑いますか?笑ってくれますか? もしも笑ってるくれるのならば、私は。
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