いつかだれかの死んだあしあとで、
私が触れなければ君は何にでもなれた
辛いを組み敷いて、幸せだと言わせてみせるよ
リノリウムに敷かれた青春を拭う
目先のことは知らなくていい

モラトリアム人間にも、叫ぶ声はあるのだ。
問題提起はわたしの仕事ではないわ。
細胞の恋
残骸が浮かぶ塩湖に舟を落とそう
哀れみに包んだ蔑みはいりません。

綺麗過ぎて違和感、歪み過ぎて直線
もういいやと呟いて、諦めきれずに追いかけた。
星が落ちるように消えられたら、いいのに。
陸上生活には慣れていないの
愛しく、愛しい。(いとしく、かなしい)

暫定的恋人役のわたしとおうじさま
もしも、わたしに命が見えたなら
あなたに切れ目を入れて、忍び込ませるのはたやすいわ
箸が上手に持てないところ、嫌いじゃないよ
君に触れたら死ぬ病気なんだって

あなたの目に私が映るのはもうこれっきりなのでしょう。
コップ一杯の水を海と呼ぼう
殺風景な胃袋
君を溶かして甘くしたい
その告白は、まるで言い訳のような嘘だった。

有り余る恋情が君に触れろと叫ぶから
失敗作な僕を修理して
純愛の焼き切れる音を聞いた
甘やかな鎮痛
決定打がないというのは、十分な理由に成り得る。

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