迷い子さがし | ナノ












『里の誰もが認める最高の忍者、火影って名前を奪うんでしたら(まぁ、僕はどうでもいいですがネ)』
「色々やなことだらけで、色々迷うことばっかだろーし、俺達だって俺達のこと認めてくれる人が一人できたけど」
『それだけでもすっごい大変だったんですからネ(マジ、どうでもいいことなのですが)』
「やっぱ覚悟しとかなきゃな」

「…覚悟?」


ナルトと七実は木ノ葉丸に背を見せ、歩き始めた


「みんながみんな認めてくれる。火影ってすごい名前語るのに」
「!」
「ぜってえええ!近道なんかねぇってことはねぇ!!」
『…ふぁ』


ナルトとはニッと笑い、七実は欠伸をしながら木ノ葉丸に振り返った


「フン、えらそーに説教なんかしたゃってさコレ!あ、姉御は別だコレ!」
『ふふっ、ならいいわ』
「…むっ!」


木ノ葉丸はナルトと七実から顔を背けた


「オレもう子分なをかやーめた!」
「『……』」
「…これからは、ライバルだ」


木ノ葉丸ニッと笑ってナルトと七実の方を向いた。ナルトも笑い七実もいつもの営業スマイルをしていた


「お前にゃ悪りーが、俺達ってば明日っから一足先に忍者だ!でも、ま!いつか火影の名をかけてお前とは勝負してやんよ」
『……それまで楽しみにしていますヨ』
「木ノ葉丸!!」


ナルトは片手を上げて、七実はまたまた欠伸をしながら再び歩き始めた


「でも!姉御だけは別だコレ!!」
「な、なにいいいい!!!!」
『まぁまぁ…落ち着きなさいナルト』



(意外とかわいいところありますネ)








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