いつかのために頑張れば、 いつか報われるんだよって
いつかばかり、夢見ていた大人が あたしに語りかけていた気もするけど。
その濁ったガラス玉を、 どうしてだか、なんてわかっているけど。 あたしは覗き込むこともできずに。
代わりに探していた、 あたしよりも冷たい、その左手を。
重苦しい、ドアをあけて。
今日も頑張ったよ、
乾いた声で呟いてみたとして、
そこに貴方が居ないのなら
ねぇ、 何が報われたって言うの。
祈りの花は残酷に、 貴方の冷たい、体温を覚えてた。
目を閉じるたび焦げ付くから、
時折眠れなくなるんだ。
2013 8,15 23:19
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