冬空に咲く
今更、嘘をつくことも出来ない
今更、そんなこと言えない
ぜんぶ、ぜんぶ、ぜんぶ、
今更、今更、今更。
好きでしたなんてそんな、
ありきたりな感情なんてなくて、
知らないあたしが、貴方の為だけに存在してたから、
だから余計わかんなくなるんだよ
きっと愛情ではない、
あああそれなら一体これは何。
心が痛む、わけでもなく
引き止めたい、なんてはずはなく
ただ従順に崩壊、
してゆくあたしの何か。
どうせなら笑ってて、
でももう二度とあんなこと、あたしの為にしないで
言葉はひとつも残ってない、
不器用な掌はきっと、
貴方の言葉を遮るためだけに、
傷ついてたの。
2013 12.10 19:03
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