小説 | ナノ
紅哀歌

あの時、

自分の気持ちを殺してでも、
彼女の気持ちを踏み躙ってでも、

私があいつに、縋りつけばよかった。


傷も、過去も、
わたしがすべてを曝け出して、
そうしてあいつを縛りつけて、おいたなら
きっと優しい、あいつのことだから


そうしていたら、いまでもまだきっとわたしたちは、



2014 04.18 09:37

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