小説 | ナノ
海溝

朝焼けを、待っていた。
其れは冷たい夜すら、愛するように、

…或いは焦がれるように。


本当だけを咀嚼して
惜しげもなく、曝して、


そしてこの身を、捧げればいい。


望みながらも、
この腕を離すことが、まだ出来ないの。


2013 8,14 15:02

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