「俺に会ったらカカシぜってー驚くってばよ!何せこんなに背が伸びてんだから」 フフン、と胸を張るナルトにサスケが呆れた顔で口を出した。 「大したことねーだろ、俺より低いくせに」 そう言うサスケの身長は百七十五センチを越えており、変わらねーってばよ!と言い張るナルトは百七十三センチだ。 二人は今やもう十八歳。 初めて班を組んだ時から六年の年月が流れた。 もう一人、本来なら傍に居るはずのカカシは一緒には居ない。 十六歳の時、カカシは暗部に入ったのだ。 今から約二年前の話である。 それからは全く別々の任務を過ごす日々で、ナルトはカカシには一切会っておらず、再び会える日をずっと楽しみにしていた。 今日は、その久しぶりの再会の日だ。 特 別 な 日 常 前へ 次へ戻る1/5 |