本編と関わっていたりいなかったりする設定

物語に関わるかもしれない・関わった設定まとめ

●デジモンとパートナー
 デジモンと人間は、生まれたときから一人のパートナーが存在する。中にはタツキのようにパートナーが二人存在する者、決まったパートナーを持たない者もデジモン、人間双方に稀に存在する。パートナーとの絆が深まる事により、デジモンに力を与える事が出来る。進化させるとまでは行かなくても、ある程度は力を増幅させられる。人間が死ぬとパートナーデジモンも同時に消滅するが、デジモンが先に死んだ場合、デジタマとなって転生し、人間が死ぬまでこれが続けられる。追記:逆に言えば、パートナーの人間が死ねば、デジモンはどんな状態であろうと問答無用で死ぬ。

●特殊な力を持つ人間
 タツキ達のようにデジモンに対する特殊能力を持つ人間が少数だが存在する。能力は個人によって様々である。

●デジモンの進化の方法
@修行や戦闘経験の積み重ねによる戦闘能力の上昇:一番オーソドックスなのがこれ。パートナーの力で進化した状態でも経験を積むと、進化したままでいられる⇒自力で進化したのと同じ状態になる。
A時間経過による成長:大抵のデジモンはこれで成熟期までいくが、寿命が特別長い種族以外は完全体になるまでに寿命が来る。
Bパートナーと感情がリンクすることによって、感情のデータが増幅し、それに伴い身体を構成するデータも増幅する:劇中では『パートナーとの絆が深まる』という表現をされる。後述するデジヴァイスによってデジモンとパートナーの感情をリンクさせる。しかし、この進化はあくまで一時的なものなので、ほとんどはこれによる進化と@を組み合わせてデジモンを進化させる。
Cアイテムによる進化:アーマー進化やスピリットエボリューションとか。デジメンタルやスピリットは劇中では秘宝なので、高位のデジモンしか手に入れることができない。
D暗黒進化:もう一つの人間の感情による進化。人間側の負の感情(悲しみ、怒り、嫉妬等。狂愛も含む)がデジモンのデータ構成に作用し、所謂闇の進化をする。ダークエリアにいるデジモンは寧ろこっちが通常進化。
E上記の要素と比較すると進化の要因としては弱いが、環境の変化や外敵からの攻撃、吸収したデータを現在の身体では受け止め切れない等、生存が脅かされるような環境にある時、それに適応するために進化する事がある。

●デジヴァイス
 パートナーどうしを繋げるための物。別に紋章がどうとかデジソウルがどうとかいうことは無い。デジモンと人間の感情をリンクさせる事しか本来の用途と呼べる機能は無い。ただの機械なので技術があれば誰でも作れる。我らがメイス姐さんはスマホにアプリを入れて貰ってこれの代わりとしている。

●デジタルワールド
 ご存知デジモン達が住む世界。現実世界のインターネットから産まれたため、人間の活動によってその有り様が変わっていく。歴史ごと変わることもあるとか無いとか。時間の流れは今のところ、現実世界と同じである。が、時間の流れが大幅にずれることも多々あり、それが人間の年齢とパートナーデジモンの世代のズレに繋がっている。

●戦争
 特に格好いい名前はついていない。トラウォ開始時点より千年前、七大魔王が復活したため封印。また、その際先代ルーチェモンFDMを倒す。そして現在、封印を解いた魔王達はロイヤルナイツや三大天使への怨みを晴らすため、宣戦布告。詳しいことはトラウォ第二話を参照。

●三大天使
 デジタルワールドを見守っている。何か大事件があればロイヤルナイツに依頼する。上記の戦争でオファニモン、ケルビモンが死亡。生き残ったセラフィモンは魔王に対抗するためタツキ達を召集した。

●七大魔王
 封印解除後ルーチェモンを堕天させた。 上記の戦争でリリスモン、ベルフェモンが死亡、ベルゼブモンが行方不明。天使やロイヤルナイツに対抗するため、バルバモンによって摩莉達が呼ばれた。

●ロイヤルナイツ
 デジタルワールドを守護している。
 デジタルワールドや主君イグドラシルに害をなす者は彼らによって討伐される。現在の生き残りはオメガモン、ガンクゥモン、ロードナイトモン、スレイプモン、ドゥフトモン。誰かが死ぬと同族が産まれるまでその座は空白になる三大天使や下記の組織も同様。

●オリンポス十二神族、四大龍、四聖獣
 この世界では中立を保っており、デジタルワールドそのものを揺るがしかねない者にだけ制裁を与える。四大龍と四聖獣はロイヤルナイツや三大天使よりも自由なので、時々一般のデジモンに目撃される。

●ダークエリア
 デジタルワールドに内包された異世界。七大魔王やグランドラクモン、バグラモンがいる。

●ビッグデスターズ
 この世界に最近できたグループ。メンバーはやはりあの六人だが、会合を開いても無断欠席や仮病などで全員が揃うことは無い。寧ろ生死不明の者もいる。ちなみにダリアのいる群れのリーダーがここの木精将軍。
※追記:ここで生死不明の〜と書かれているのはスプラッシュモンの事で、本当はただの病欠だったのに連絡がうまくいかなくて死んだことにされていた。というのを短編集のあの話で書こうと思ってて忘れた。

●血を流すデジモン、流さないデジモン
 この世界では、通常デジモンは血を流さない。しかし、パートナーがいる者、吸血デジモンや吸血されたデジモン、博識なデジモンなど、「血」の存在を強く意識した者は体から流れ出すデータを無意識に血として合成する。

●ウイルスバスターズ
 ウイルス種を倒そうとするデジモン達の自治組織。たま〜にロイヤルナイツや天使から依頼が来る。ロコモンは違うだろとか言わないであげて下さい。
※追記:本来は一部の反ウイルス種思想の持ち主のワクチン種のみで形成されていた。支持者の拡大、デュークモンやロードナイトモンのような正義のウイルス種の知名度向上等の要因が重なり、現在は悪の心を持ったウイルス種の討伐を目的とした、あらゆる種のデジモンが集う組織と化している。だからロコモンは違うだろとか言わないであげてください。

●デジモンの人間に対する知識
 生まれ備わっているものではなく、学習する事によって知識として学んでいく。そのため、学術都市などの学習環境が整った場所にいるデジモンや、長く生きたデジモンはより多くの知識を持っている。人間に関する情報は、主に実際に人間と関わったデジモン、人間の研究家、海からの漂流物(冗談のようだが、重要な資料である)から得る。
 この知識によって、デジモンの体組織データに影響が出るとか出ないとか。

●デジモンの性別
 無い。
 無いが、それはあくまで生殖器の有無といった身体的な性別の話で、性格面の性別は存在する。現実世界において性別の意識が希薄になった場合、デジタルワールドにおける性別の概念も薄れていくと予想される。
 人間に興味があるデジモンの中には、自分達には無い性別や生殖行為に興味を持つ個体もいる。だから、「デジモンに性別は無い」と叫びながら女湯に突撃しようとするマタドゥルモンには注意しよう。




















●人間にパートナーがいる理由
 電子化が進む未来に備え、人間一人一人を守護するプログラムを作る計画が秘密裏に進んでいた。それがデジタル生命体デジモンである。人が産まれると、それを守護するプログラムも自動的に産まれるため、人間一人につき、デジモンも一体いるのである。しかし、最早異世界となったデジタルワールドには当然予期せぬ出来事やバグが発生する。パートナーがいない者や、二人以上いる者がいるのはデジタルワールドで起こったバグのためである。特殊能力を持つ者は、正確には本人に力があるのではなく、ホストコンピュータ『イグドラシル』によって選ばれし者が、必要に応じて各々に割り振られた能力をイグドラシルが内包するデータから引き出している。何故イグドラシルがこのような選別を行っているかは不明であるが、恐らくデジタルワールドに危機が訪れた際、対抗力とするためと思われる。
 このデジタルワールドを研究する者は少数ながら存在し、中にはイグドラシルが行っているような特殊能力の付加を、人工的に行おうとしている者もいる。
 ところで、風峰三姉妹の父親の職業とか、聖次の両親がいない理由とか、何なんでしょう?


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