女の子×女の子
(身長差八十センチメートル也。)
「レン。顔色がよろしくありませんわよ?」
「…あ?…あ〜ミズキか。悪いが今日は遊んでやれないわ…」
「どうしましたの?レンからお元気を取ったら、可愛さしか残りませんわよ」
「んだそりゃ。…っつ。マジで悪い……今日はホント相手してやれない…ったたた…っ」
「レンっ?大丈夫ですのっ?ああ…どんどんお顔が紫に…お母さま!お母さまーっ!!」
***
「………で、ミズキの母であり医者である私の元に連行されてしまったと、そう言う訳ですわね?レンちゃん」
「はあ…すみませんおばさん。こんなことで休日を潰させてしまって」
「それは宜しくてよ。私は内科専門でも、ましてや婦人科専門でもないけれど」
「…ですよね…はああ…」
「ふふ。ごめんなさいね、お子さまな娘で。後で私がちゃんと説明して置きますわ。レンちゃんは実は生…」
「わあああああ!!!い、いいです!!!こ、こんなこと、アイツにはまだ早いですから!!!!」
「そう?でも将来のことを考えるなら、早めに知識を与えて置いた方が良いんじゃなくて?レンちゃんの為にも」
「な、何すか将来のことって!」
「だってレンちゃんには、ミズキの赤ちゃんを生んでもらわなくてはなりませんもの」
「だっから何ですかそれはっっ!!!」
「あら、もしかして逆?ミズキがレンちゃんのお嫁さん?それも素敵ですわね〜」
「だあああああっ!!!…って、本気でクラクラしてきた…」
end
後書き
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