「廻夢の飴。」 2013/12/22 09:16 衰弱した身体を引きずれない僕 ベッドの枕元にある蜂蜜入りのTEA 沈殿して混ざらない 最後の 甘い甘い蜜の部分 好きで好きで 壁に書いた「I LUV U」誰にあげたの ユーレイだったなんて嘘本当両方でいいや 唯々僕の生命維持をしている君 ねえ見えるフリは得意なんだ 盲目だから 廃屋には猫が戯れた縫いぐるみ 背もたれにいいやって寄りかかる僕 後は何も無い なあんにも無い 意識が途切れるから 床に転げてる瓶の番号見ながら 君の血だか柘榴の果汁だかを 苦いなあって いつも飲んでる 夢から醒めない僕 橙色のランプ たまにはクルクル蜂蜜を溶かそう 血中サッカリド 溢れて 眩暈 赤色 粘液 みんな僕の毒素 毒素に成る 廃屋は冷たく僕に正気を齎す ねえ僕はどれだけ染ったのかな 飲み切った赤い物 また君が見える 意識が途切れるから 床に転げてる瓶の番号見ながら 君の血だか柘榴の果汁だかを 苦いなあって いつも飲んでる 苦しいのは苦いから 僕を放っておいてくれないの 君の血だか柘榴の果汁だかを ランプで温めて 気化させよう バイバイ 手を振ったのに 深呼吸で僕を廻る毒素 嗚呼だから「I LUV U」 ヒトコト。/0 ■お気軽に御感想等下さい(´`*) |