※会話文のみ。
※落ちは迷子になりました。帰ってくる気配はありません。
※予想以上にメンバーが多かった(まだ分かり辛い)ので「」の前にそれぞれの名前の略称が入っています。

上記を許せる方はどうぞ!




名前の略表の表記!
アネラ →ア
フロウ →フ
ラウ  →ラ
カガラ →ガラ
カイン →カ
リリト →リ
カティア→カティ
ジーク →ジ




リ「うわー、町中リア充だらけだー。ね、ボク今からちょっと殴り込みに行って来ていいかな? ちょっと血祭りに上げてくるよ」


ガラ「……俺も、参戦、する」


リ「じゃあリア充、手ー上げろ。とりあえずシャドーパンチをプレゼント☆」


ラ「リリト、語尾がうざいわよ。だがしかし私も参戦しよう。私からは全力オーバーヒートをプレゼント!」


ガラ「じゃあ、俺……、かみなり」


フ「落ち着け。お前らの攻撃喰らったら流石に誰だろうときついぜ?」


ア「第一そんなこと言って誰も手を挙げないよね」


カ「アネラ、問題はそこではないだろ」


カティ「つうかよ、りあじゅうってなんだ?」


ジ「え、何? カティアってリア充知らねえの? うわー、流石は山に篭ってるだけはあるな」


リ「情報が遅れてるんだねー」


カティ「今てめえらに馬鹿にされたのは分かったぞ」


ア「えっとね、リア充って言うのは、」


リ「ボクとカインみたいな関係だよー」


カ「全力で否定させてもらおうか」


リ「もう、照れ屋なんだからっ!」


ラ「何よあんたらもうあっちでいちゃいちゃしてればいいじゃない!」


カ「違うに決まってんだろ!」


フ「あー、ほら。カインいじりは止めろよー。カティ、リア充ってのは現実の世界が充実してる奴らの事だ」


カティ「へー」


ジ「まあほら、あいつらが非リア充」


リ「はは、呪うよ?」


ラ「燃えてしまうがいいわよ」


ガラ「…………」


ジ「ちょ、三人揃っての攻撃は……!」


カ「つうかこの中でリア充はいないんだから気にするほどじゃねえだろ」


ラ「この中にいたら何時までたっても彼氏が出来ない気がするじゃない」


ガラ「リリトと同じって、や」


ジ「や、って……。お前図体でかいのに可愛い事言うな」


リ「俺はラウと同じがやだー」


ラ「喰らえだいもんじ!」


フ「はいはい。リリも挑発すんなって」


カティ「え? リア充って付き合ってる奴がいることなのか?」


ア「う、うーんと……。私としては初耳だよ」


ラ「バレンタインなんてリア充の祭典じゃない。いらないわよね。第一お菓子メーカーの策略にまんま乗ってるだけじゃない」


フ「まあ確かにバレンタインってのは血なまぐさい日だしな。」


ガラ「? そう、なのか?」


フ「ん? ああ、色々説はあるんだが、一説ではローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日って言われてるな。あ、どういう経緯とか詳しく話すか?」


ガラ「……!」


カティ「いや、いいから。マジでいらねえよ!」


リ「とりあえずバレンタインはなくていいってことだよなー」


カ「……まあ見ていてイライラする事は多々あるな」


ラ「やっぱそうよね!」


フ「へー、じゃあお前らはチョコいらねえんだな?」


ラ「……チョコ?」


ア「うん。昨日作っておいたの。まあ食べないんだったらフロウとジークと一緒に消費するつもりだけどね」


カティ「……え? なんでフロウとジークは食べることになってんだ? ずるいなこの野郎!」


ジ「八つ当たり禁止だから。僕とフロウは作るの手伝ったんだよ」


フ「まあ量が量だからな。味見もしました。美味でした、ご馳走様」


リ「ちゃっかりしてんなお前」


ラ「アネラ、私にはくれるのよね?」


ア「うん。一応全員分用意してるよ」


カ「バレンタインって貰えるだけで幸せだよな。ありがとう」


フ「お、ありがとさん」


ガラ「……ども」


ラ「きゃー、美味しそう! もうアネラ大好きよ!」


リ「ラウと同意見って腹立つけど俺もアネラ大好きー!」


ガラ「ん。俺も」


カティ「あ、俺も好きー。超好きー」


フ「お前ら調子いいよな」


ア「いいじゃない、こういうのって嬉しいもの。私も大好きだよー。ありがとう!」






何だかんだ言っても彼女がいるだけで十分なリア充になれるってこと


 
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