No.101〜110


101 「だって私たち、分かり合えない運命でしょ?」

102 「そう…それでいい。君は何も知らずに、笑ってくれればいいんだ」

103 「やっと気付いたのさ。僕は君が嫌いなんじゃない。君といると否応なく見えてくる、自分の醜さへの嫌悪を…君への嫌悪と取り違えていただけなんだって」

104 「いけませんわ、お兄さま! 全く情けない…将来が思いやられますわ…。あぁ、わたくしが男性でしたら!! 恨みますわ…!わたくしがお兄さまの代わりになれない歯痒さを!」

105 「ほら、僕の言ったとおりだろ?大丈夫…ここにいれば、怖いコトなんて何にもないんだ」

106 「命令よ。私を愛しなさい」

107 「コレさー…かなりヤバいと思うの、俺だけかなぁ…?」

108 「もう、最悪…!こんな時に、風邪…ひくなんて……っくしゃん!…ぅぅぅー…」

109 「…あぁ、美しすぎる故の罪…」

110 「…やっと来たんだ? 散々待たしといて、……もう、来ないかと思ったよ…」







「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -