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過激性体験談
嫁
この時のショックをどう言い表せばよいだろうか。
恥ずかしながら読んだ瞬間に涙が洪水のように溢れ出した。
臓腑が急に下腹部へ落下したような感触とともに、まるで誰かに頭を持たれて振り回されたように目の前の世界がゆがみ立ちくらんだ。
何故?何が原因なのか?とりあえずヨメの携帯に電話してみる。
電池が切れているか電波が届かないという無味乾燥な声が聞こえる。
誰に?どこに電話すればいい?パニックだった。
ヨメの両親はすでに他界している。
そうだ、遠縁の親戚か共通の友人だ。
慌てて携帯をいじろうとして手元が狂って床に落としてしまった。
その瞬間クローゼットの扉が開き『エイプリルフール(はぁと)』と書いた手製のプラカードを持った嫁が飛び出てきた。
もう何がなんだかわからなくてとりあえずひざから床に崩れ落ち腰が抜けたような格好になった。
その格好のままヨメを見るとヨメも泣いてた。オンオン泣いてた。
後で聞いたが、勝ち誇った笑顔で出てくるつもりが、必死なオレを見てイタズラをしてしまったことへの後悔の念と、自分への愛情の深さを感じたことで涙が止まらなかったらしい。
その夜オレはヨメに復讐を誓った。
指で、口で、1時間以上失神するまで何度でもヨメをイカセ続けた。
おかげでオレは最後までいたせなかった。
しかしこの復讐劇に味を占めたヨメがまたなにかのイタズラをしかけてくるのではないかと気が気ではない。
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