▼ 管理人にコンタクトをとる

いつでもどこでも閲覧できるっていうのは、ケータイサイトのいいところ。サイトの内容がとても気に入ったら、通い詰めることもあるでしょう。
そんな中で「もっと更新してほしいな」「こんな話を書いてほしいな」「管理人さんと交流したいな」と思うこともあるかもしれません。
そういった伝達、交流のきっかけになる手段は、Web拍手であったり、メールであったり。現在、掲示板はトラブルを生みやすいコンテンツとされ、置いているサイトは少ないですが、あれば掲示板でもいいでしょう。

しかし、ここで注意が必要です。

まず「もっと更新してほしいな」について。
管理人の多くは、催促を苦手としているように思います。
閲覧者が人間であるのと同じく、管理人も人間です。ホームページというのは、言うまでもなくその人間に於ける一部分でしかありません。
学校あるいは会社へ行き、働いたり勉強したり。試験やレポートがあり、友人とのコミュニケーションもある。人間関係で悩むこともあり、芸能同人以外の趣味もあるでしょう。
プロットが思いつかなかったり、絵の構図に悩んだり、時には気分がクールダウンしてボーっとしてしまうこともあるでしょう。
そういったプライベートの端で、ホームページ運営は成り立っています。

自分の生みだしたものを楽しみにしていただけるのはとてもありがたいことです。稀にプロ〜セミプロの方もいますが、1日に数百アクセスあるサイトであろうと多くの人が素人です。素人の作品にファンがつく、というのは「ああ、なんと勿体無きお言葉」という気持ちです。
まあ――これは凄い主観ですけど。
しかし、人それぞれのペースというものがあります。待ってくれている人がいるのは励みになりますが、一定の更新頻度を保てない時、申し訳ない気持ちもちゃんと持ってます。
催促というのは「申し訳ない」という気持ちを増長させます。負担にもなりえます。
今は更新ができない。できるような気分、状態ではない。それならば休止してしまおうか。
そう考える人も、ゼロではありません。

だので、更新の頻度については、管理人に任せてくれまいか。


次に「こんな話を書いてほしいな」について。
平たく言うとリクエストです。これも、人によってはNGです。
たとえ、希望的観測や単なる萌え語りとして軽く触れたつもりでも、相手との関係性によっては「要望かしら? 何かしら?」と受け取られるかもしれません。

リクエストを受け付けていないサイトでは、流されるか「受け付けていません」と返されることが多いと思います。注意文にリクエストNGの旨があるサイトですと「ああ、この人は注意文を読んでないのね」と管理人は思うかもしれません。
本格的なリクエストをしたいのであれば、まず注意文を再確認しましょう。有無が書かれていることもあります。
リクエストについて触れていなかったら、受け付けてないことが多いですので、やめておきましょう。

私も受け付けてないんですが「こんな話が読みたいです。書いてください」というメッセージを送られた時の素直な感想は「自分で書けばいいと思うよー」です。
冷たいようですけれども……。


次は「管理人さんと交流したいな」について。
何度も通い詰めたサイト。貴方は管理人さんにも親近感を抱き、初めてメッセージを送ってみようと思い立ったとします。
この時、きついようですが、親近感を抱いているのは貴方だけです。
アクセスを解析できるホームページスペースやツールもありますが、管理人が得ている情報は数字と記号のみ。どれが誰であるかは知りません。
要するに知らない人です。
ここでいきんなり「超萌えです!!!」といったような、ひとりハイテンションモードで、顔文字・記号乱舞のメッセージを送ったとしたら、どうでしょう。

答えは、管理人びっくりです。ええ、とってもびっくり。

初めての人。初めてではない人にでも、まず挨拶から。すべては挨拶から始まります。
あと、過剰なハイテンションモードは面食らいます。

これらは、URLやパスワードの請求メールにも言えることです。
最初に書きました通り、相手も人間です。
応援でも感想でも交流でも、落ち着いた文章を心がけるとよいと思います。

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