1501-1600


拍子抜けするくらい簡単なもので
どうして壁に塗り込めてしまうの
血は吐けるだけ吐いておこう
勝手に色を分けたのは
無傷で歩く人々は
張りつめた糸の注ぐ道で
逆流する電流 異なる電波
確実な幻
君は笑いながら雑踏に消える
流した血の涙は闇を照らす

理由なく昇る魂の群
希望を纏ってけたたましく鳴る
涯てのないシの暗海
ずるずる引っぱりこまれたの
今日は守秘義務を徹底しよう
響かない言葉はリフレイン禁止
まるで時報のように
今その掌に輝くものは何だった
ただ口だけはどうするか迷っています
みんな、等しく救われろ。

宇宙に還る訳でもなく
無謀な覚悟で臨もうじゃないか
僕など寄せ付けないから君の事が好きなんだ
殺風景で見晴らし良くした部屋
いつも詩作は大捕物
金の如雨露で水をやる
魚だけが見ていた
写って欲しくありません
別に好きで棲み付いた訳じゃない
透き通ってなんかいなくても

乱れた祈りに外は荒れる
空が昂ぶる本当の理由を僕らは知らない
どれとも似つかぬ歌声を聴く
人知れず燃焼する想い
輪廻する透明な過程
それはハッとさせられる鮮やかな色
ゼリーに封じて食べてしまった
球体間接のからくりで
こうしてまた一柱 神が生まれる
綿毛のように軽い鋸

懐中電灯の光の中を泳ぐ
うまく現実へと誘導してやって欲しい
長く寝過ぎだよ
オニキスの怪鳥
余計な感傷に興味を示さないのが好き
無口で視線をぎらつかせている
十分役目を果たせるほど
君こそが魂の器に相応しい
貴方の望む姿にしよう
ゆるゆるとした気軽さは



視たい識りたい暴きたい
あなたが作る三竦み
伽藍堂にしてやる
情報端末を駆ける蟲たち
綾なす神の苦労話
詩に至ることが出来なかった貴方は
大理石の城の夢を見た
ゴミ箱の中には福がある
痛みのない皮膚を纏ったって、
嘘だと、思うなら×××

共に未来に行けない気がして
見たかった笑顔たち
かつての面影などない筈なのに
痛みを知らない小癪な振る舞い
語彙レベル下がって混乱
讃美歌作りの最中に降りる詩の神
道なき道、未知なる道
ぐちゅぐちゅの希望
夢は支離滅裂さを失う
闇に最も近い白

闇を知らない悪魔
不可視のオーケストラを従えて
電子の彼岸は救済される
古代生物のお料理レシピ
意識不明の神
脳をかき混ぜる指
天使から抜け落ちた羽根拾う
カウントダウンの功罪
蓄光インクを塗りたくれ
こんがらがって、どっかーん!

自己嫌悪注意報発令
ここは硝子細工の目玉専門店
悪夢の街を探索しよう
状態異常:靄
コンジキの鎌を授かり
さあ天使を狩りに行こうか
林檎がころりん
詩集に埋め込まれていたスイッチ
どの過去の記憶の扉を開錠する?
永久不滅のレコードタイム

金輪際とまでは行かない銀の心情
不良在庫を抱える週間!
ネットからの来訪者
あっ、壁紙の下をめくってみたら…
錆びた剣で封じた魔物
頬張っているのはスナック菓子ではなく
釜の中に煮込むものを挙げてみてよ
歪む写真に気を取られ
一寸先は異世界
現実奇想天外


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