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それは闇とも影とも付かぬ純粋な黒い中に
もう花は死んでいるのに
飛び起きそうになる衝動
動脈の様な道路でずっと
どうして涙は流れ止まらないのだろう
なんで、木のてっぺんに女の子の服なんか。
誰の為になら痛いと、
号泣の空は波浪警報
四肢はやがてひんまがり
ぼくはあこがれに おぼれゆく

ああ君は新鮮な空気をくれるね
はてないいのりはとどかなかった
だったら詩ねよ
いずれ忘れていく”サヨナラ”だ
秋の終わりに天上で輝く月を見た
分岐ルート、残る未知はケモノ道
6つの眼に映る色はわたしと同じ色ですか
せめて私より永く生き続けて
「おそらく 末路は同じであらう」
御覧なさい 人形が燃え溶けている

黒ずんだ赤が凍り付いても
キシヽヽと錆びた發條(バネ)の如き
ぴくりともしないが きわどく生きているらしい
なぜかあかるいよいやみのはなし
波打たせる卑しい鼓動
香りの名はなぜつけなかったのか。
くろい水底の根
腰抜ケノ戦イ好キノ人間
吐き出し腐っていくものを見届けてはいない
みどりの魔手

桜の根元に埋もれ暗闇の中
天地に轟く雷光となりて
なんてカラフルな狂気なんだろう
弱音も吐かずにきっと笑顔
矛盾を愛するニンゲンへ。
腕を切る シラを切る 空を切る
太古の栄華誇る蟻の街
黒い血管の所在を知りたくなる
朽ちる御神は高笑い!
意味が変わって行く言葉

いろとりどりの血が注がれて
わたしは残らず保存している
驚天動地 誰がはじめる
口 虚言 嘘 吐き出される” ”
こちらにおいで手の鳴るほうへ
個の足りません祈り 我がシに捧げます
この己が故の衒学的イデオロギーに
虚妄の民人が叫ぶ 神は病に伏した
捩れた世界のどこを目指すの
オリジナルのハードルは高い



手放しはしない、世界の終わりに
人知れず、木々の舞い
掠れる僕の声にケラケラ笑う君
見えないままに進むほどに
ザッハトルテと紅茶でどうぞ
鳶色の当たり前の瞳で極彩色を写し
魔女釜ラタトゥイユ
跋扈刀宴(ばっことうえん)
飛びたいならご自由に、階上コウモリ
たまには削除したっていいじゃない

死んだらその時考える
なぁんにも怖くないよ…
海の向こう使者は仄蒼く耀きながら
食の暴力
斑に絡まる夢現を待ち望んでいる
衰えた語彙に神の言葉加えて
何でも夢オチにする力で
精神カスタムドール
正気はバツンと振り切れる
夢と狂気と花畑

牢屋にて、ゆったりと雑談しよう
血を抜く趣味は流してね
歌へ駆り立てる歌
狩られし言葉で綴る禁書
至れと声がする、追いかけて、声の主を
琥珀の中の瑠璃の心臓
英霊、地に墜つ
究極の無言(しじま)
あなたから緑色の液体
時には無垢な悪魔のように

嘸(さぞ)かし愉快な月だったんでしょうね
冷蔵庫の呻き
効かない毒を孕む
アナグラム in 窖(あなぐら)
詩人がかかる病を挙げよう
好きに美醜(すがたかたち)関係あるか!
わたしが人間だった頃
蜥蜴でつくる調味料
紙風船で文(ふみ)を託す
時差ボケ神の最後の審判

怒髪天を衝くほど本気だっての
遮二無二、駆け抜けた結果が物語ってる
水を被っても蒸発
貴方の内容(なかみ)を紐解かせて
まるごと食べたい魔性のケーキ
耳鳴りテクノサウンド
眼球横っ飛び!!
燻ってる心まだ隠してる
湿気ったツラはさせないよ
迎えたい光の為に上を向き続けて


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