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透明な背骨に心惹かれる
無気力生産装置
そらを破いて顔を出す
土足で踏み込み、食い荒らす蟲のような
大好物なんです
開かれる神域
降り注ぐのは冷たい雨か、それとも火の矢か
傷口はバックリと口を開けている
私にとっては貴方が私の神様です
ノクティルーカは眠らない
迷走を始めた矢先
カラダに刺さった祈り
目線が連れて行ってしまった
灼熱に漂う光景
カラリと痩せた腕の主
粉々の鏡に映ったのは
強く足音が聴こえて
薬か毒か決めるために
記号としてのもうヒトリの自分
それは拒否のしるし
招かれざる救済
そして閉ざすのに
1/12の確率
裏切りは完成せり
特異な同業者
人形の手足を隠す
混沌に住まう、
明かす者へ試練の過去を
週末予言
飼われてく憎しみ
かき鳴らす戦慄
見えぬ何かに対し構えて
やっと確保できた風
解釈自体解体
基準値またも急上昇
只今、許容範囲を越えました
先の不安、肝に銘じて
即座に撃ち払え
でなければ安静にして
後先なんか知るもんじゃない
貪欲の再現
惨状極まりない詐病
人質に従う
未開発の新薬
終演までたたみかけろ
舌災い接近中
ひとたび身をひるがえせばそこに
妥協案で終息
刹那的なオブジェ
どっぷり灰に躰をうずめて
毛布にくるんだ秘密
紫の紅茶が恋しい
廃墟に残してきた写真
桜吹雪と共にきえゆく
掲示板に住み着く影ひとつ
少なくとも、救われていた、あの歌に
あなたには透明な薬をあげよう
言葉足らずな、好きの言葉
携帯が食べてしまった本音メール
果汁30%ジュースで乾杯
刃が見据えている
複製殺人鬼第1号
無償でいられる猶予を
瞬間を公開して下さい
神託から外された少女
迫る鷹揚の時
あなたには鮮明すぎたかな
破壊しゆく巨影
確実な賭け
死にたいの軽さ
揺れて報われる
使者の泣き言
以来天敵になった
恐怖症恐怖症
逃げ腰なのは英雄
感知できぬ
干渉するのは止めたはずなのに
糧にされた第2次消費者
過信した罰
空回りする車輪を
併せ持つ力
やすらぎを植え付け
早い者勝ちの骸
綻ぶ闇
直感重視が正解
太陽は冷めるのも急
呟く提案
固定観念に耳を貸す
克明な虚無
気にするつもりは微塵もない
残留思念がじゃまですよ
悪夢の片鱗
紐をたぐりよせたら短縮
到底真似できなさそうな克服
治療した 損傷した
いつまでも癒着
叫びの発露
隙ではない、黙視しただけ
偽物が本物を断罪し
かくて光は殄絶(テンゼツ)せらる