「俺は……この目で、世界を見て回りたかった。それだけで、満足なんだ」
-無欲な躯-  フルーヴィ()

:ランクルス♂
:ゆうかんな性格、血の気が多い
:24歳、177cm
実験所の元被検体。様々な薬品を投与された影響で身体はボロボロ、痛覚自体がない
四肢全てが義手義足で常に超能力で動かしているが、服の下を知らなければ健康体に
見えるほど自然に振る舞う。生まれた時から実験所におり外の世界を知識としてしか
知らなかった。そのため、色んな景色を自分の目で見たいという思いで旅をしている
表情の変化が乏しいが、意外と正義感が強く血の気が多い。たまに発言が電波になる
短命で先は長くないが、それを先延ばしにする気がなく同行人達の善意を断っている


「僕は貴方にもっと長く生きて欲しい、自分を大切にしてほしいんです」
-救い求む神官-  ソヨカゼ()

:ケンホロウ♂
:のんきな性格、物音に敏感
:19歳、169cm
とある協会の神官見習い。神を心から信じているわけではないが、神の存在によって
救われる人も多くいると考えている。彼自身は手の届かない神より身近にいる誰かが
救いであって欲しいと願う。困っている人を放っておけずつい手を差し伸べてしまう
旅の途中だったフルーヴィと教会近くで出会い、彼の危うさに不安を感じ同行を決めた
ボロボロの身体のまま先を望まないフルーヴィにどうにか生きて色んなものに触れて
知ってほしいと影ながら各地に飛び回っている。芯の強い、まっすぐで純粋なお人好し


「滅びの歌、歌っちゃうぞ★…って、冗談だから怖い顔しないでよフルーヴィ!」
-生を望む亡霊-  エルリリラ()

:ゲンガー♀
:ずぶとい性格、物音に敏感
:享年18歳、163cm
未練があったのか成仏出来ず現世に留まってしまった浮遊霊、歌とオシャレに興味がある等身大の女の子
赤と黒のオッドアイ、彼女の黒い眼差しで見つめられるとその場に張り付けられたかのように動けなくなる
歌を聴いてもらいたい一心で逃げる人に対して使ってたら倒れられたり更に怯えられたりと空回りしていた
最初は楽しそうと言う理由で同行していたが、フルーヴィのことを把握して以降感情の起伏が激しい
幽霊になってからは死期が感じ取れるようになり、本人の望む望まない問わず長生きしてほしいと訴えかけてくる
滅びの歌も武器としているが普通に歌う事もできるため、彼女のさじ加減でどんな歌でも凶器にできる


「う、うるさいな……っ。俺の事は別にいいだろ!?自分のこと考えてろよ!」
--  テルビルト()

:ハブネーク♂
:いじっぱりな性格、かけっこが好き
:15歳、154cm
反抗期真っ只中の少年、素直になれず意地張ってばかりいるが根は心優しい。ラジロウといることが多い
一人でいたのをソヨカゼに声をかけられて同行することになった、群れから逸れて心細かったため
内心感謝しているがそれを口にできた試しがなく少し気にしている。分かりやすいツンデレ
年上が多いため子供扱いされるのが嫌、背伸びしようとするが空回りして生暖かい目で見られがち
かけっこが好きで鍛錬と称して誘う姿がよく見られる、生き生きしていることを指摘されると恥ずかしさで怒る
不機嫌そうな顔をしていることが多いが怒っているわけではなく、感情を素直に表に出せないだけ


「……別に、……どっちでも……」
--  ラジロウ()

:ラグラージ♂
:おとなしい性格、ちょっぴり強情
:13歳、147cm
基本的に喋ることはないが存在感がある不思議な雰囲気の少年、テルビルトと一緒にいることが多い
一人でいたのをソヨカゼが発見し世話をするように、記憶喪失らしく親なども分からないらしい
あまり喋らない反動なのか行動は活発であり、他者がしてることを見ては色んな事に手を出している
笑うことはあるが表情の変化は控えめで怒ったり泣いたりする様子は見られない、首をかしげることが多い
自分の記憶について思い出したいと言う欲求はなく、旅をして色々な景色を見たり人と出会うのが楽しみ
頑固な部分があり一度やると決めると譲らないことも。用事や訴えたいことがあるとじっと見つめてくる



「うふふ、わたくしはただの旅一座の一員です。それ以上でもそれ以下でもありませんの」
--  ハンシェ()

:オーベム♀
:おだやかな性格、物音に敏感
:20歳、157cm
穏やかな物腰の女性であり傍に居ると落ち着く雰囲気を持つ、誰よりも何にも動じない強かさを持つ
喋り方が丁寧で良いところのお嬢さんだったのではと仲間内では言われているが真偽は不明なまま
フルーヴィが声をかけたのがきっかけで同行するようになったが、その際に何を話したのかは秘密
仲間達の抱える想いなどを見守りながらも何を言うでもなく付き添っている、話は聞けど導くことはない
実は没落貴族の娘であり両親がすべてを自分に押し付けて蒸発。諸々の後始末をした後に必要最低限の
持ち物以外、家を含めてすべて売り払い自らも行方をくらまして以降各地を一人で転々としていた


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