-アンダーワールド-

「わたしはスウィート。ここの嬢王を任されております、以後お見知りおきを」
-ハートの嬢王-  スウィート()

:コイキング♀
:のんきな性格、駆けっこが好き
:外見10歳、132cm
管理者と唯一つながりを持つ住人、どんな形であれ自由が保障されたことに感謝している
年齢の割には礼儀作法がしっかりしているが、最初は碌に動けず喋ることもできなかった
稀にお茶会に参加するが基本的に城に籠っているため姿を見ることが城で働く者以外はない
そのため彼女はアリスと遭遇することがないため『このゲームは終わらない』と思っていた
帽子屋により右目は義眼、過去には髪を持っていかれたこともあるため帽子屋が怖い
騒動後アリスの役割は消すが、アンダーワールドは継続すると言う管理者の意向に従い
新たな決まり定めつつを今は住人が居心地が良いと思える世界になるよう努めている
最近トロがやけに外出に誘ってくる理由が分からず戸惑っているがいつも断りきれない
アンダーワールドに引き込まれた理由は『虐待され続けた末の自我崩壊による絶望』

「ねえ、ナロク!また外の世界のお話を聞かせて欲しいな!」
-夢見る時計兎-  フール()

:★ランクルス♀
:てれやな性格、イタズラが好き
:外見17歳、154cm
住人の中では新参者、時々記憶や意識が混濁しており自分が何者か分からなくなる
アリスであるナロクの絶対的な味方、外の世界を知りたいと一緒に現実へ帰る方法を探す
純粋で人懐っこく、すべての住人と分け隔てなく接している。邪険にされない珍しい存在
時計が好きで身に付けている懐中時計が一番のお気に入り、時計技師になることが夢
帽子屋により両足が義足、まだ慣れていないせいか歩くのも走るのも遅い上によく転ぶ
この世界で夢であることを知っても、ナロクを現実へ帰し彼の幸せを願い続ける道を選んだ
騒動後のアンダーワールドでも特に変わらず、迷い込んだ一時の客人に世界を案内したり
住人たちと楽しく過ごしているがナロクのことを思い出してたまに寂しくなっている
アンダーワールドに引き込まれた理由は『目指していた道を失くしたことによる絶望』

「わたしは誰の味方でも敵でもないよ。だって、それに意味などないから」
-傍観するチェシャ猫-  レイシャ()

:クルマユ♀
:れいせいな性格、昼寝をよくする
:外見12歳、146cm
アンダーワールドの『傍観者』、この世界が夢であることや住人が故人だと知っている存在
アリスを助けたり助けなかったりと自分の気分で動いているため彼女の行動に理由はない
誰も頼らず信頼もしていない、何もしないし何もできないと責任を負うことを避けている
帽子屋により両耳がなく音が聞こえないため読唇術で対応しているが、それを知る者は少ない
自分や他者が帽子屋にされたことは情報として持っているが実感がないため普通に接している
事実を知った住人たちが暴走することがないようにと陰で走り回っていた功労者でもある
騒動後も傍観者としての癖が抜けず、一歩引いた場所で各地の住人を見守っている
アンダーワールドに引き込まれた理由は『無力な自分自身に対する絶望』

「貴方に何らかの事情がおありでも、お嬢様に手出しはさせない」
-忠実なクラブのトランプ兵-  トロ()

:ウォーグル♂
:さみしがりな性格、すこしお調子者
:外見24歳、176cm
ハートの嬢王をお嬢様と呼び恋い慕っている城の兵士、クラブのトランプ兵
城の護衛以外にも街や森の様子を見回ったりと何かしら仕事をしており忙しそうにしている
嬢王に呼ばれたときは何をしていてもどこに居ても、一分かけずに嬢王の元へとかしずく
同じトランプ兵のダスクがやけに一人で居ようとするため気にかけているが進展はない
帽子屋により左目が義眼だが、他者を護るための手足があるため特に気にしていない様子
自分だけなら問題ないが、お嬢様が怯えるため帽子屋のことは警戒しているし近づかせない
騒動後も変わらず嬢王の傍に仕えており、住人が勝手なことをしていないか注意している
住人が見知っただけなら実力は自分が一番上であり、嬢王を護れるという自信から彼女に
外出(という名のデート)を度々申し込んでいる。しかし告白は中々できないヘタレ
アンダーワールドに引き込まれた理由は『他者を護れないほどの身体損傷による絶望』


「放っといてくれ、アンタたちと同じ空間にいたくない」
-異質なスペードのトランプ兵-  ダスク()

:★ドラミドロ♂
:きまぐれな性格、とても几帳面
:外見15歳、153cm
アリスにも住人にも辛辣で慣れ合おうとしない城の庭師、スペードのトランプ兵
住人の中で唯一自身の記憶を保持したまま住人となってしまった特異な例であり異端者
新入りのフールが不安定なことを心配し、自分と同じようにならないよう気にかけている
現実に帰りたくても帰れない自分と違い、帰れる可能性があるアリスを逆恨みしていた
帽子屋により両腕が義手、帽子屋とは顔を合わせられず見ると吐き気がするほど嫌悪している
実は現実に帰れる一歩手前で帽子屋に嵌められ、嬢王に処刑されたという過去がある
騒動後のアンダーワールドでも相変わらず庭師の仕事をしては城の書庫に引き籠っている
フールのことが気がかりで様子を見に外出することは増えたがそれでも慣れ合う気はない
客人の対応は八つ当たりしてしまうためしたくないし、もう現実を意識したくはない
アンダーワールドに引き込まれた理由は『家族を亡くしたことによる絶望』

「そうね、貴方からは目を貰いましょう。だってとても綺麗だもの」
-人形を作る帽子屋-  スプルース()

:★イワパレス♀
:なまいきな性格、のんびりするのが好き
:外見21歳、168cm
完璧な人形を作り上げることを夢見ている帽子屋、人のモノほど綺麗に見える体質
最古参であり問題児、約束事としてアリスから一つパーツを奪うことが許されている
アンダーワールドの住人の身体欠損の原因だが、住人のほとんどはその記憶がない
住人からはパーツが奪えないため興味がないものの、お茶会には参加している
時々お茶会に出る嬢王が眼の保養で気に入っているが嬢王からは避けられている
騒動後のアンダーワールドではアリスの役割が消え、パーツが奪えなくなったものの
「夢は所詮夢ね」とあっさり受け入れた。実は最初から騒動のすべてを把握していた
アンダーワールドに引き込まれた理由は『逸脱行為に歓喜する自身への絶望』

「……ああ、起きてるよご主人様。僕は人形で、眠りネズミではないからね」
-眠り鼠を装う人形-  スレート()

:★ジュペッタ♀
:せっかちな性格、負けず嫌い
:外見14歳、150cm
帽子屋に造られた人形、住人たちから奪った綺麗な部分を継ぎ接ぎにして作られた存在
自分の製作者である帽子屋をご主人様と呼び慕っているが『中身』がどこから来たかは不明
役割はないが眠りネズミを模したことから誰の役割でもなかった眠りネズミを装っている
そのため暇なときは家でも外でも眠っているフリをしているし、帽子屋以外には猫を被る
他の住人は彼が人形であり自分たちの一部であることは知らないし、知らない方がいい
騒動に関しては特に何も思うことはなく、正式な住人ではない自分には関係がないとした
ただ、帽子屋がパーツを入手したときの嬉しそうな表情がもう見られないことが少し残念
住人ではないため現実世界の絶望はない、しかし彼女もまたこの世界でしか生きられない


-アンダーワールドを作り上げた神様とその周辺-

「教えてくれ、絶望の先に希望を見いだせるのかを。……前を向く方法を」
-アンダーワールドの管理者-  廻(Kai)

:★パルキア♂寄り
:な性格、
:外見歳、cm


「声が届かないって想像以上につらいものさ。僕の声は……あまり、響かないのかな」
-冥界の死神長-  T=ベル()

:★ギラティナ♀寄り
:うっかりやな性格、暴れることが好き
:外見12歳、138cm
本名は『トレロンド=ベル』。冥界の主人であり死神長、すべての魂を輪廻へと導く役目を持つ
咄嗟のトラブルに弱く対処が遅くなりがちだが、自身の問題で損害を出したことはないと優秀
冥界の管理だけでなくバトルの実力も相当なものであり仕事も戦闘もこなすオールラウンダー
輪が亡くなり、廻が暴走した際に能力の一部を彼に取られているが冥界の管理に支障はない
しかし奪われた能力により、廻の世界に魂が迷い込む仕組みができたことに責任を感じている
廻とは幼馴染で彼の理解者であったはずだが、暴走時は声が届かずにいたため自信を無くしている
突然現れた菻の事情も知っているようだがあまり干渉せず、ただ見守っている


「もー!そんな暗い顔してちゃ、イケメンが台無しだよ!ほら、笑って笑って!」
--  菻(Rin)

:★ディアルガ♀寄り
:なまいきな性格、ちょっぴり見栄っ張り
:外見17歳、155cm

実は輪の転生体であり、前世の記憶を記録として持つ。T=ベルにのみ事情を話している
前世の記録から廻のことを気にしていたが、今では廻本人に惹かれ好意を寄せている
輪ではなく自分を見て欲しいと
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