「先生に礼!!――――お互いに礼!!!!」
『おつかれっした!!』
剣道部主将であるカミコは部誌を書き終え、急いで家に帰る。
「たっだいまー!今日かなん家泊りに行くから!!」
「え!?あらまぁじゃーお電話しておかなきゃっ!」
「えーいいよそんなの!私部屋で準備してくる!!!」
「あ。ちょっと待ちなさいカミコ!!!! …んもぅ……、」
カミコは部屋へと入ればノートPCを立ち上げる。
いつもなら着替えをしている間にぱぱっと立ち上がる画面が、着替えを終えてPCを見ても立ち上がっていない。
「あっれぇ…可笑しいな、回線重い?」
カミコは部屋にある鏡の前で髪型をポニーテール(これはシカマルの真似っこ)にしながらちらちらと画面を見る。
そして突如そのノートPC画面が目を開けないレベル発光をさせる。
「え!?なにこれ っ …まってまって ちょ、ッ ……―――――――――!」
その光に反射をした鏡の中に、カミコは吸い込まれていってしまった。
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