そんな様子を、気配を消して見守る影が二つ。
「充分な成果だな。」
「えぇ、本当に。成長が楽しみなくノ一が今日から下忍ですか。」
「おりゃよ、下忍の班を持つのは火影補佐についてから全くなくなったわけだが、今楽しみで仕方がない。―――俺の知りうる知識をすべて叩き込める嬉しさにな。」
「こりゃ大変だ。」
「さて。そろそろ家に帰って準備しねぇとな。また後で。」
「はい、また。」
しゅん、とその場から消える二人。
気配を消していた、バレるはずがない、ましてや上役の上忍二人。
―――だがカミコは気づいていた。
「やっと帰った。見られながらやるのってちょっと恥ずかしいんだよね…。あの二人ならわからなくもないけども。
さて、私はゆっくり帰って朝食の準備しなきゃ。」
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