「有難うございます、私、もっともっと強くなって木ノ葉を守れるようになりたいです!」
そう満面の笑みでいうカミコの表情に、もう不安だったり焦りといった表情は見えない。
それでも異世界の住人。
もしいつか戻らなければいけない、知らない間に戻る可能性があるかもしれない。
その日が来るまでは、精一杯この木ノ葉で暮らして木ノ葉を守る事に徹する。
そう心に誓ったカミコ。
「よし、二人とも今日はうちに来い。飯食って泊ってけ。」
「いいんですか??」
「そのほうが母ちゃんも喜ぶ。な?親父。」
「おうよ。」
「じゃーお言葉に甘えて。いこっか?カミコ。」
「はい!」
どこかすっきりした顔をするカミコ。
この判断が吉と出るか凶と出るかはわからない。
それでもカミコは前へ進む一歩を踏み出した。
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