目が覚めたら、知らない天井だった。
04:どうしてか気になってしまう
「お、目が覚めたか。」
そして何故かシカクの息子がいることに、カミコは記憶をたどる。
見る限りここは病院。
どうして自分が今此処にいて、目の前にはこの男がいるのかと。
ズギ、と痛む肩を抑えながらカミコは起き上がる。
「おいまだ寝てろって。お前部屋で倒れてたんだよ。んで親父とカカシ先生が運んでくれた。」
「帰る。」
「あ、馬鹿!!『おーおー起きて早々威勢がいいな、カミコ。』
立ち上がるのを必死で押さえたシカマルに此処から帰ると言い張るカミコのいる部屋に、シカクとカカシが入ってくる。
二人の姿を見ればふ、と抵抗するのをやめるカミコ。
「傷が化膿していてね、2.3日入院だってさ。」
「結構です。」
「医者の言うことは大人しく聞くこった。今のままじゃ任務にも差し支える。」
「っ……、」
大人二人に言われればギリっと下唇を噛みしめながらも、大人しくベッドへと戻るカミコ。
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