「うーん ………、」
09:Happybirthday
今日も任務がないシカマルは、昼前から店中で唸っていた。
「おいおい…そんな悩むもんか…?」
「そりゃ悩みますよ。俺好みとか知らないですし。」
シカマルはアスマと着物店へと足を運んでいた。
実は明日カミコの誕生日だと綱手様から聞いていた奈良家。
各々がカミコにバレずにプレゼントを用意することになっていたんだが、12歳のシカマルは何をあげていいのかさっぱり。
そこで助け船を出したのはアスマという訳だ。
「んでなんでここなんだ?」
「あいつ、普段からずっと着物着てるだろ?大体同じ色とか柄とかだし、それに他の趣味もわからねぇから、帯とか、髪飾りとかならいいんじゃねぇかなって。」
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