カミコが奈良家に住むようになってから一週間ほどが過ぎようとしていた。
08:縮まり始める距離
はだから見ればわからないその変化でも、近くに居続けてきた奈良家、そしてカカシや綱手にはその微妙な変化に気付いていた。
それは私生活だけではなく、勿論任務や修行にも表れていて。
「そっちいったぞカミコ。」
「はい!」
今日は久しぶりに下忍らしいDランク任務。
脱走した子猫4匹の捕獲を15班は任されていた。
今まさに最後の一匹を捕まえたところだ。
「全く、相変わらずEやDの任務は大変だぜ。」
「仕方ないですよね。まだ木ノ葉の里内ってだけでありがたいですけども。」
「そりゃそーだ。最近はBやAが多かっただけに、こんなにも早く終わるのは予定外だ。この後修行つけてやるよ。」
「はい!有難うございます!!」
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