カミコの夢幻眼の暴走の件は、一部の上忍を含め会議が行われた。
やはりまだ木ノ葉に置くのは危険だという上層部も多い。
それでもカミコが木ノ葉に居れるのは綱手やシカク、カカシのおかげだろう。
カミコもそれに気づいていた。
07:もっと知りたい
「やはり彼女は上層部、いや暗部の監視下に置くのはいかがでしょうか?それなら万が一あった時に対処が早い。」
「これまで通りカミコは奈良家の監視下に置いてもらいます。俺が彼女の担当上忍です。すべての責任は俺がとりますよ。」
「私はシカクがいいと思っている。丁度シカクの息子もカミコと同い年だ。それに暗部なんて張り付かせたらあいつは絶対に気付く。根の監視下なんて御法度だ。」
「……。」
そんな会議が3,4時間ほど行われ、漸く終わりシカクとカカシは綱手と共に火影室へと戻る。
その火影室の入り口にはカミコが待っていて、申し訳なさそうな顔で三人を見ていた。
その表情に気付いたシカクはニカっと笑みを浮かべてカミコの頭をゆっくり撫ぜる。
「大丈夫だ。お前が心配することは何もないよ。」
「………でも、」
「これまで通りお前の面倒を見るのは俺達奈良家だ。お前をどこにもやっちゃしないさ。さて、時間も出来たしカミコの修行でも見るか。」
「あ、俺も行きますよ。丁度暇だし。」
「カカシさんの7班は…?」
「あいつら修行って言葉を知らないからね…。だからこっちに混ぜてもらうよ。」
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