君を護ろうとする君へ、お話終了いたしました。ここまで読んでいただけで作家冥利に尽きます。
ずっと進撃の巨人という漫画の存在は知ってはいたのですがあまり興味が無く、アニメ化してすぐ友達数人に見るように勧められたのにも関わらずシカトを続け、たしか8月頃になってやっときちんと作品を見ました。そこでまんまとリヴァイ兵長に惚れました。
私がこの作品で印象的だったのが、皆が調査兵団に入る覚悟を決めた時に、泣きながら、震えながらもそこから動かないで、そこに残ってくれた訓練生に向かってエルヴィン団長が「君たちを心から尊敬する」と言ったシーンです。
きっと、心の底から調査兵団にいたい人なんて少数はだと思うのです。エレンとかは特殊だと思う。だけど他の皆もどうしても自分の中に譲れない何かがあって、そこを曲げちゃったらこの先自分を嫌わなきゃいけない事を分かってて、だから震えちゃうほど恐ろしくても、逃げ出したくても調査兵団にいるんだろうな、と思いました。
逃げちゃえばいいのに。わざわざ危険に飛び込まなくても、いいのに。
だけどそういう生きづらい人が私は個人的に大好きです。
楽な方に流れちゃえばいいのに自分の中のルールを守らずには生きていられないような、そんな人が好きなんです。
だから、そんなヒロインちゃんにしました。
本当は怖くて怖くて仕方ないのに、けど自分の役目だから、と恐怖を隠して調査兵団に居続ける女の子。
怖かったら叫んでもいいのに、でもそんな事したら本当に折れてしまいそうで、必死に隠す。
終わりまで貴方と居たい。どんな最後かは分からないけれど、だけど私の最後にいるのが貴方であって欲しい。
私の文章力ではとてもじゃないけど伝えたい事の5割ほどしか伝えられませんでしたが、まぁお話は終える事が出来て満足です。
もしかしたらおまけ、みたいなのを気が向いたら書くかもしれませんが、全く以て未定です。ですがもし書く事があったら、是非また読んでいただけると嬉しいです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
よかったら感想などいただけるととてもとても嬉しいです。

ゆねす
26, Nov 2013

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