まず、嫌がる成田を押さえ付け、無理矢理薬を飲ませた。
しばらくすると成田の眼がとろんとしてきて息も荒くなる。薬が効いてきたみたいだ。

「こうしてると成田もかわいいのにね」

抵抗しなくてさ。
と呟きながら成田を俯せにして尻を突き出すような体勢をとらせる。
もう薬に犯されているから強い抵抗もなく楽に動かせた。
そして、目の前に晒された尻にローションを垂らす。

「…っん、…冷た…ぁ」

ひくん、ひくん、と身体が覚えているのか、孔がぱくぱくと何かを欲しがっているようにみえる。

「うわ、やらしい孔」

だからそこに、これまたローションで濡らしたいつものバイブよりも細いディルドを突っ込んでやった。

「っあぁあ!…いっ!ぅ…っぃ…はぁっ」

「さぁ埋まったよ。よかったねぇ欲しいものもらえて」

「…んっんっん!ほ…欲しく、な…んかっ…あっぁ」

珍しい。薬が効いてるのに理性がまだあるようだ。
…でもこれは逆に面白い。虐めるには、好都合か。



暫く中を解かしてから乱暴にディルドを引き抜いた。

「…っは…ぁん…っ」

突然棒を失ってぽっかりと虚しく空いた孔。
僕はほくそ笑みながらその孔の前に立つ。

「…ぇ…?な、にす…」

「実はね、僕も…薬飲んだんだ。君の為に」

え…?、と全然状況を飲み込めてない成田だったけど、僕がズボンと下着をずらしてモノを取り出すと一瞬で顔を真っ青にして、

「…っい!ぃっやめろ!…ばか!離せ…っ!」

激しく抵抗し始めた。
…なにさ。玩具はよくてこれはだめなんだ。まぁわかるよ。同じ男に犯されるなんて屈辱だもんね。
あー、でもそうやって抵抗されると、無理矢理にめちゃくちゃに犯してやりたくなる。ばかだね、成田。

僕は、抵抗する成田を押さえ付けて宛がい、一気に貫いた。

「っあ゙ぁぁあー!!」

「っ…は…」





……犯してやった。僕が。僕の手で、地に突き落としてやった。


「っく…ぁ…ぅ、嘘…、嫌だ…っ」

「…ふふ、わかる?成田。君の中に今僕のが入ってるんだよ」

「…嫌だっ嫌だっ!…ぬ、いて…、頼む…から!」

「頼む、から…か。そうやって僕も君に乞うたのに…君は僕を虐め続けたよね」

びく、と成田の身体が強張る。そこに追い打ちとばかりに耳元で囁いた。


「男に犯されたね成田。ざまあみろ」








泣いてるのか、鼻を啜る音が聞こえる。
だが構わず腰を動かせば嫌でも声があがって泣きながらも喘いでいるようだった。

「っぐ…ぇ、ぁ…っひんっ」

「……は、気持ち良いよ成田。さすが淫乱」

丁度よい締め付け。きゅうきゅうと絡み付く肉壁。
まるでこうするための器官のようだ。

「君、男同士の才能あるんじゃない?もし僕が君に飽きたら、新しいご主人様探してさ、…売ってあげようか」

「はぁ、んん、っ…ぃやあ、あっ!…ぅ…ぐっ」


腰を掴んでぐっと奥に突き刺し、深いところまで挿入する。
根元まで包まれると想像以上に気持ち良くて気付くと夢中で腰を振っていた。


「…はぁっ、あっ!あ、ふ…ぅ、ぃあっ」

「…はっ…は…」

主に自分の為に動いていたけど、成田を狂わせてしまいたくて中に見付けた凝りを重点的に擦った。

途端に成田の反応が変わる。

「…っん!ん!んん!…っぁ、あうっ…!」

苦しそうに眉間にシワをよせてでも喘ぎながら、這って上へと逃げようとする。

「逃げんな…よ」

「っひぅ!ぅっ…うぁ!あ!あぁ…っ」

逃げる腰を引き戻し、上から押さえ付けながら中を穿つ。
すると、成田の身体がひくひくと反応を見せる。


「っあ!ああっ!ィっ…く!っん!んん!」

「さ、すが。相手が僕でもイけるんだ…、じゃ、僕も…君の中に出すから」

「…っえ?!…ゃ、ゃだ!中…はっ!ぃやだぁ!」

「別にいいじゃない。妊娠するわけじゃないんだし、ただ、僕に犯されたって証しがつくだけでしょ」

「はあっ…そ、れがっ!ひ、…ぃゃ、だ…ぃや…っあ!だめっ…!あぁあああっ!」


「……く…ぅ…っ」






◇◇◇◇◇







未だ眠ったままだが後処理も終わり、綺麗な身体になった成田を見下ろす。


まぁ、満足したといえば満足したかもしれない。
成田の身体に傷をつけることが出来たし、精神的にも大きな打撃を与えたとおもう。
中の具合も良かったし、くわえ方が下手なら調教して上手く出来るまで終わらせないつもりだったけどそんな事もなかったし。
これは予想以上ってところか。


それに中出しした時の成田のあの顔は忘れられない。本当にショックを受けているような表情で泣くものだからとても優越感に浸れた。

あー、やっぱり犯して良かった。玩具で嬲ぶるよりも何倍も愉しかったしなんと言っても心に堪えるだろう。それにこれからは僕の性処理としても使えるし。


「…いい気味だ、成田蓮…」

君にはもう前のような日常は与えてやらない。毎日毎日犯して、抱かれるしかできない身体にしてやる。成田の中に僕を刻み付けてやるんだ。

そうして飽きたら捨てるか殺すか売るかして突き落とす。あぁ、完璧じゃないか。これが僕の復讐劇。



「…だけどまずは、性欲処理器として僕を楽しませてね…」

染め抜かれて傷んだ成田の髪を掴み、こちらを向かせて微笑みかけた。


「……よろしくねぇ?成田」





復讐は、始まったばかりだ。