求めたところで、ここにはもう何もない
毒を飲むなら唇まで
愛してた嘘をついた
本当は君と恋がしたかった
地獄から僕を赦す声がする
英雄は毒の微睡みの中で
緑に溶けていく
もう一度僕を見て
残されたのはただ過去の悲しみで
もうすぐ僕もいくよ、ごめんね
走馬灯は君のことだけだった
笑顔なんて忘れてしまったよ
知らないで、知らないで、
僕の汚いところ、見ないで
慟哭と修羅と君が友達
君に会えない日々はいつもまっくろだった
聞こえてくる、貴方の痛みが、
私の罪であり、贖罪である。
Harry Potter S.S
2015.08.05
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